Switch 2が描く未来とは?マリカー&龍が如くで見えた進化の可能性
『マリオカート ワールド』が「何でもアリなレースゲーム」として、Xでも大きな評判になっている。 マリオカートシリーズの作品は、初代の頃から「アイテムを使ってライバルのカートの走行を妨害する」「コースの中にショートカットルートが存在する」という要素が実装されていた。これは当時としてはかなり斬新な設計だったはずだ。 子供向けとはいえ、「燃料という概念のないオートマチックミッションのカートを使ったレース」というのは現実的とは言えない。が、それ故にマリオカートシリーズは「単純な操作」と「プレイヤーの技量の差が極端な結果につながりにくい公平性」を獲得した。 甲羅をライバルに投げる、バナナの皮でスリップさせる、スターを取って無敵状態になる。これらは一見レースゲームを破綻させてしまうような要素でありながら、実は「車の知識やゲーム操作の技量が良い順位につながるとは限らない」という唯一無二の特徴をシリーズに与えたのだ。 誤解される表現になってしまうかもしれないが、マリオカートシリーズは小学生でも大人に勝てるレースゲームなのだ。 『マリオカート ワールド』は、その特徴をさらに突き詰めて進化させた作品と言える。
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