【直前インフォメーション】J1-14[A] 浦和レッズ戦のポイント(25.5.3)
クレバーなディフェンスに加え、攻撃の起点となる谷口栄斗から目を離せない。
J1第14節、13位の東京ヴェルディ(勝点17/4勝5分4敗 得失点-3)は、4位の浦和レッズ(勝点22/6勝4分3敗 得失点+4)と15時から埼玉スタジアム2002で対戦する。埼スタで初となる緑の凱歌を響かせたい。
■攻守におけるキーマン
取り立てて根拠らしきものがあるわけではないが、そろそろ谷口栄斗の今季一発目があってもいいのではないかという気がする。前節のファジアーノ岡山戦(1‐0○)、ゴールに迫るシーンがあった。
36分、山見大登のコーナーキックに頭を合わせたが、シュートは枠を捉えられなかった。
「相手の目線を外し、狙いとする位置への入り方はうまくいったんですけどね。枠に飛ばせずに悔しかった」
谷口はボレーの技術が高い。41分、セットプレーの流れから福田湧矢が入れたクロス。宙に身を躍らせてダイレクトボレーを放つかに見えたが、選択したのは折り返しのパスだった。
「シュートを打つか、ギリギリまで考えました。ちょっと体勢が悪かったんです。立つ場所や身体の向きが少し違えば、インステップで打っていたと思います」
今季初得点はお預けとなったが、ディフェンス面や攻撃の起点として勝点3には充分に貢献している。
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