イランとの交渉に進展か…アメリカ“ホルムズ通過支援”一時停止
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ホルムズ海峡の通航をめぐり、アメリカのトランプ大統領が、船舶の通過を支援する取り組みの短期間停止を表明しました。一方、北京では、イランのアラグチ外相と中国の王毅外相が会談しました。今月予定されているトランプ大統領と習近平主席の首脳会談を前に、中東情勢への中国の関与も焦点となりそうです。
“海峡通過支援”を一時停止
イランの国営通信が公開した、アメリカのミサイル駆逐艦への警告音声。ホルムズ海峡を支配しているとアピールするイランに対して、肝いりの船舶“支援”作戦を実行中のトランプ大統領は。
成果を誇っていましたが、そこから数時間後、突如話は変わっていました。
イランの港を出入りする船への封鎖措置は続ける一方、船舶の支援措置は一時停止すると発表。合意に向けた進展があったとしています。Axiosは、アメリカ当局者が、14項目からなる覚書が戦闘開始以降、最も合意に近い状況にあるとみていると報じています。
交渉のために、敵対的な行動は少し抑えておきたいというのが、政権の本音のようです。
というのも、トランプ大統領には、来週に迫る予定が。
「以前から4〜6週間とみていたので、おのずと答えは出るはず。大統領は訪中を心待ちにしています」
延期していた中国訪問。作戦期間「4〜6週間」を見積もって、その頃には終わるだろうとしていものの、現状、終わりは見えません。
トランプ政権はたびたび、中国からイランへの働き掛けを求めてきました。ただ、中国はイラン産原油の8割を輸入している一方、現状、ホルムズ海峡封鎖のダメージはほとんど受けていません。アメリカの要求に応えるかは未知数です。
6日、米中首脳会談を前に、アラグチ外相は中国・王毅外相のもとへ。
王毅外相は「中東諸国は自らの運命を自らの手に握るべきだ」と述べ、停戦交渉でイランを後押しする姿勢を強調したということです。
「緊張緩和に必要な条件は、できるだけ早い全面的停戦しかない。湾岸諸国の主権・安全・領土の保全性が尊重され、合理的な懸念は重視されるべきだ」
アラグチ外相は会談後、イランの地位について。