「田畑がひび割れているのに水を900トンも使う祭りだなんて」…干ばつの中での水祭りが物議

 【TV朝鮮】(アンカー)

 猛暑の影響で、嶺南(慶尚道)地方は干ばつが深刻になっています。山林庁が山火事鎮火車(山火事消火用の水槽付ポンプ車)まで動員して田んぼに水を引くほどだといいますが、干ばつでひび割れた田畑の横で水を900トン以上も使う祭りが開かれ、論争になっています。ファン・ソニョン記者のリポートです。

【写真】密陽市の水祭りの様子と、近隣の田んぼが干ばつですっかり干からびている様子

 (記者リポート)

 慶尚南道、密陽江の河川敷です。

 水遊びを楽しむ参加者たちで賑わっています。

 密陽市が去る7日から三日間開催した水祭りの現場です。

 しかし、祭りの熱気でいっぱいの密陽江とは異なり、近隣の農村はすっかり干からびています。

 祭り会場から10キロ離れた田んぼの底は、亀の甲羅のようにひび割れていました。

 山火事鎮火車まで投入して水を引くほどです。

 (パク・スチョル/農民)

「水を撒いたから、稲がまた生き返ったような気がします」

 密陽の貯水率は農業用水の渇水「深刻」段階に至っています。

 農業者たちは、貯水池40カ所のうち39カ所が制限給水に入るほど干ばつが深刻な状況で、水祭りを強行したことは理解できないという反応です。

 (パク・ジョンモク/農民)

「水で争っているこの時期に水遊びをするというのは、辻褄が合わないんですよ」

 三日間の祭りに使われた水道水のみ947トン。

 密陽市は、農業用水は一滴も使っていないとし、地域経済のための不可避な選択だったと釈明しました。

 (ヤン・ギギュ/密陽市文化福祉局長)

「人口消滅地域は、生存に直結する生活人口の拡大と消費促進を通じて…」

 (パク・ミョンオ/自営業者)

「祭りをしてこそ小規模商工業者も生きていけるし、自営業者もさらに良くなる…」

 なお密陽市は、祭りに使った水を道路の散水に再利用するとコメントしました。テレビ朝鮮のファン・ソニョンがお伝えしました。

(2026年8月9日放送 TV朝鮮『ニュース7』より)

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