肋骨6本骨折の惨劇から8年。バド・コーリー涙の初Vに親友JTも大興奮!【米男子ツアー】

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全米オープンの前哨戦RBCカナディアンオープンは時折雨が降るなか最終ラウンドが行われ、プロ15年目のバド・コーリーがツアー参戦239試合目にして涙の初優勝を飾った。この大会に出場していなかったアラバマ大学の後輩で親友のジャスティン・トーマスは、テレビ観戦しながらSNSに応援メッセージを投稿。大きな事故によるケガを乗り越えた苦労人が最愛の息子たちの目の前でトロフィーを掲げた。

最終日1打差の単独2位からスタートしたコーリーは、バック9で3連続バーディを奪って後続を突き放すと、最後は2位のマット・フィッツパトリックに2打差をつけ念願の初優勝を飾った。

RBCカナディアンオープンを制したバド・コーリー

「ここまで来るのは本当に大変でした。辛い時期、妻には大変な苦労をかけました。ここで優勝して感謝の気持ちを行動で表すことができた」とラウンド直後テレビインタビューで涙を拭いながら語ったコーリー。

それは8年前(18年)の6月のこと。メモリアル・トーナメントで予選落ちを喫したあと、会場のミュアフィールド・ビレッジGCの近くで後部座席に乗っていた車が交通事故を起こし肋骨6本を骨折。左脚も骨折し肺に折れた肋骨が突き刺さる重傷を負った。

「事故に遭ったその夜の記憶はないんです。意識を失っていたので。気づいたら病院にいました」とケガから復帰した試合で語り「事故そのものを覚えていないのは幸いでした」と振り返っていた。

骨折した肋骨にはプレートを入れ、折れた肋骨が肺を突き破ったため肺に溜まった液体を抜く手術を受けた。手術は成功したが術後1カ月は脇腹の腫れがひどく、クラブを握ることすらできなかった。

事故の翌年19年には回復しフェデックスカップのプレーオフに進出したが20年シーズン後半、事故で折れた肋骨に合併症を発症。再手術を余儀なくされ戦線離脱。そんな苦しい時期を経て「妻をはじめ多くの人々の励ましがあって」遂に幼い頃から夢見たトロフィーを掲げた。

昨年はケガやハンデを乗り越えゴルフ界で活躍し続けている人物に贈られる「ベン・ホーガンアワード」も受賞している。

アラバマ大学時代、優勝回数や平均スコアなどゴルフ部の記録を塗り替えてきたコーリーだが、その記録はことごとく3歳年下のトーマスに塗り替えられた。それでも2人は大の親友で一時同じアパートに暮らしたことも。コーリーの結婚式ではトーマスがベストマン(新郎の介添人)を務めた。

12番バンカー越えの厄介なラフからチップインバーディを決め勝利へのムードが高まり、リードを広げて迎えた最終18番パー5のティーに立つコーリーにトーマスは「さぁ、5ついいスウィングを決めて18番に向かう歩みを楽しんで!」「I love @Budcauley. Let’s go!!!!!!!!!!」とXに投稿した。

Cmon young William 5 good swings and enjoy that walk up 18!!!!!

— Justin Thomas (@JustinThomas34) June 14, 2026

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大会前の月曜日に行われた全米オープン予選で敗退したコーリーは一発大逆転で全米オープン最後の切符と全英オープンの出場権も獲得した。そして何よりうれしいのは来年初のマスターズ出場が叶うことだ。

「ずっと勝てなかったけれど、こうして苦労を共にしてくれた家族の前で勝てて、これが完璧なタイミングだったと思います」

写真/Getty Images

【動画】RBCカナディアンオープン最終日のハイライトをチェック【PGAツアー公式YouTube】

https://www.youtube.com/embed/DapCFwsmmL8?feature=oembed

PGA TOUR Highlights | RBC Canadian Open | Round 4 | 2026

www.youtube.com

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