「引き留めは難しい」ソシエダMF久保建英、現地は指揮官退任の影響で今夏に移籍濃厚と報じる「偉大な柱を失う」【海外の反応】

【写真:Getty Images】

 ソシエダ出身のアルグアシル監督は、22年7月にレアル・マドリードから久保を獲得。指揮官のもとで成長した久保は、今季リーグ戦31試合に出場して5ゴールを記録している。

 同メディアは、「ソシエダは大きく変化する夏を迎える。監督の退任は、ロッカールームにおける唯一の動きとはならないかもしれない」と前置きし、次のように述べた。

「ピッチ上の2人の偉大な柱、マルティン・スビメンディと久保建英を失う可能性がある。両選手は欧州でも新進気鋭のスター選手とみなされており、大陸で最も重要なタイトルを争うクラブから真剣なオファーを受けている」

 そして、スビメンディに関しては、「最も憂慮すべき事項の一つだ。ユース出身のこのMFは、優れたゲーム理解力、フィジカルの強さ、そしてチームの原動力となるボール運びの能力を備え、エリート選手であることを証明した。まだ若いにもかかわらず、彼は一貫性と成熟度が高く、指揮官の戦略において重要な選手となっている」と述べつつ、アーセナルとレアル・マドリードが獲得に動くかもしれないと指摘している。

 一方で、久保については、「今季のリーガでもっとも活躍している選手の一人だ。欧州に来てから最も安定したシーズンを過ごしており、いかにソシエダで快適に過ごしているかを何度も証明している。しかし、夏には断れないオファーが舞い込む可能性がある」と言葉を続け、プレミアリーグやブンデスリーガのチームが動く可能性が高く、引き留めは難しいと伝えた。

 久保については、リバプールやトッテナム、バイエルン・ミュンヘンなどが関心を示していると過去に現地メディアが報じている。

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