【セントライト記念予想印まとめ】皐月賞馬ミュージアムマイルに本命印なし データからは大穴候補フィーリウスが浮上
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皐月賞馬は「3番手」まで
15日に中山競馬場で行われるセントライト記念(GⅡ・芝2200m)。春の実績馬と夏の上がり馬が交わる菊花賞トライアルは12頭立ての少頭数になったが、皐月賞馬ミュージアムマイルや青葉賞2着ファイアンクランツといった春の実績馬が参戦。そこに3連勝中のサクラファレルら新勢力が挑むという構図となった。 重視すべきは格か、勢いか。ここではSPAIA予想陣3者がどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。
3者の本命印はバラバラ。なんと皐月賞馬ミュージアムマイルには本命印が入らず、「3番手」が2つという評価に留まった。東大ホースメンクラブは先行脚質をポイントに挙げたなか、直近は後方からの運びが目立つ点を懸念。「軸とするには危険な馬か」と評価を下げた。 そんな東大ホースメンクラブの本命はファイアンクランツ。前走の日本ダービーは9着に終わったが、タフな青葉賞からのローテでもあり、今回のメンバーでは「ダービー9着」も威張れる成績と評価。「3連複の軸としては最適」と信頼を寄せる。 AI予想エンジンKAIBAはファイアンクランツが4番手。本命にはピックデムッシュを推す。重賞未出走ながらキャリア通算【2-3-0-0】の安定株で、今回と同じ中山芝2200mで全2勝を挙げている点も魅力だ。 データ面でも過去10年【2-0-1-3】複勝率50.0%の「母父ダンチヒ系」に該当しており、「母父ハービンジャー」で「C.ルメール騎手騎乗」は昨年の勝ち馬アーバンシックと同じ。いきなりのタイトル奪取にも期待がかかる。 最後に、データ予想コラムを担当する門田光生氏はピックデムッシュを5番手に留め、ミュージアムマイルとファイアンクランツは無印。本命には大穴候補フィーリウスを抜擢した。 「前走3着」と「前走6~9番人気」はともに好走率の高いプラス条件であり、マイナスデータにひとつも該当していない点を高く評価。マイナスデータに該当こそするが、メンバー中最多3つのプラスデータを持つエーオーキングとともに大荒れ決着を狙う。 AI予想エンジンKAIBA ◎ピックデムッシュ ◯レッドバンデ ▲ミュージアムマイル △ファイアンクランツ ×サクラファレル 東大ホースメンクラブ ◎ファイアンクランツ ◯ジーティーアダマン ▲ミュージアムマイル △サクラファレル ×ビーオンザカバー 門田光生(データ予想) ◎フィーリウス ◯エーオーキング ▲ビーオンザカバー △サクラファレル ×ピックデムッシュ
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