大藤沙月 世界1位の孫穎莎から1ゲーム先取も逆転負け 初の世界卓球で単メダル獲得はならず【世界卓球】
大藤沙月 PHOTO:Itaru Chiba
<2025年5月17日(土)~5月25日(日)世界卓球選手権ドーハ大会(個人戦)/カタール>
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5月23日、女子シングルス準々決勝で大藤沙月(21=ミキハウス/世界ランク8位)が孫穎莎(24=中国/同1位)にゲームカウント1-4で敗れ、メダル獲得はならなかった。
メダルをかけた準々決勝4試合すべてが「日本vs中国」の対戦となった今大会の女子シングルス。
初出場ながら危なげない戦いぶりで勝ち上がった大藤は、前回女王で世界ランク1位の孫穎莎に挑んだ。
第1ゲーム、世界一の攻撃力を誇る孫を相手にバック対バックで互角のラリーを繰り広げた大藤。終盤バックストレートへの攻めで得点を重ねてゲームを先取する。
第2ゲームは相手の強烈なバックドライブに押されてリードを許す展開。大藤も粘り強くブロックでしのぐが、猛攻を受け切れず8-11でゲームを落とすと、続く第3ゲームも孫に主導権を握られ、出足から大きく離される。
なんとか流れを断ち切ろうと大藤もバック強打を放つが得点には結びつかず。
第4ゲームは無理に強打にいきすぎず丁寧にバックハンドでしのいだ大藤がリードするが、終盤で逆転を許し、11-13で孫に奪われる。
あとがなくなった第5ゲームも出足から孫が連続ポイント。最後まで孫の回転にうまく合わせることができずオーバーミスが続いた大藤が5-11で落として敗退。
<世界卓球ドーハ 女子シングルス準々決勝>大藤沙月 1-4 孫穎莎(中国)11-9/8-11/4-11/11-13/5-11