平野美宇 世界137位・ハイトスサーブの使い手に衝撃の敗戦。2回戦で姿を消す【世界卓球】
平野美宇 PHOTO:Itaru Chiba
<2025年5月17日(土)~5月25日(日)世界卓球選手権ドーハ大会(個人戦)/カタール>
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5月19日、女子シングルス2回戦で平野美宇(25=木下グループ/世界ランク20位)がラコバッツ(29=クロアチア/同137位)にゲームカウント2-4で敗れた。
男女ともに全選手が1回戦を突破し、幸先のいいスタートを切った日本。
次の平野の相手は、世界卓球2024でフランスを破るなど、旋風を巻き起こしたクロアチアの主力だ。
空高くトスを上げてサーブを打ち、3球目フォアハンドで攻めるラコバッツに序盤は押され、8-11で先制を許す。
平野は徐々にハイトスのロングサーブに対してカウンターを決めて2ゲーム目を奪うが、次はサーブレシーブの駆け引きで主導権を握られ、10-12で第3ゲームを落とす。
4ゲーム目、平野はミドルからのサーブで先手を取って11-5で取り返すが、懐が深く、なかなか一発の攻撃で抜けないラコバッツに対しミスが出て次は6-11で失う。
後が無い第65ゲーム、平野は順回転サーブとともに3-0とリードするが、少しでも浮いた球に次々とスピードドライブを決めるラコバッツに逆転され、7-11で落として敗れた。
ここまで全勝だった日本選手団だったが、パリ五輪代表で8年ぶりのシングルスメダルを目指した平野が敗れ、ベスト64で大会を去ることとなった。
<世界卓球ドーハ 女子シングルス2回戦>平野美宇 2-4 ラコバッツ(クロアチア)
8-11/11-7/10-12/11-5/6-11/7-11