【ヤクルト】阪神に競り負け3連勝ならず 小澤が代打木浪に押し出し四球 吉村6回2失点 7回無死一・二塁の好機で無得点 長岡が先制打も
■プロ野球 阪神 6-2 ヤクルト(9日・京セラD大阪) ヤクルトは阪神に競り負け3連勝はならなかった。35勝56敗5分で借金は21となった。初回に長岡の犠飛で1点を先制する。2-2の同点7回には無死一・二塁のチャンスをつくるも、北村拓が犠打失敗、太田は空振り三振、長岡は投ゴロで無得点に終わる。8回裏には2死満塁から小澤が代打・木浪に押し出しの四球を与え、勝ち越された。 スターティングメンバーには1番・太田、2番・長岡、3番・内山、4番・村上、5番・オスナ、6番・山田、7番・中村、8番・岩田、9番・吉村が入った。昨日8番に入った長岡は2番に入った。石原が一軍に登録された。 先発は吉村。ここまで15試合に登板して、4勝5敗、防御率3.32。前回8月2日の阪神戦’(神宮)では4回4失点のピッチングで5敗目を喫していた。 1回表、阪神先発のデュプランティエから先頭の太田がライトへのツーベースヒットを放ち、ライト森下のエラーが絡み、無死三塁のピンチを招く。続く長岡はレフトへの犠飛で1点を先制する。 1回裏、先頭の1番・近本にレフトへのツーベースヒットを浴び、無死二塁のピンチを招く。2番・中野は空振り三振に打ち取るも、3番・森下にはセカンド強襲のタイムリーヒットを浴び、1点を返され、1-1の同点となる。続く4番・佐藤輝には右安打を浴び、1死一・二塁となる。5番・大山は中飛に打ち取るも、岩田の送球が乱れ、一塁ランナーの進塁を許し、2死二・三塁となる。しかし、6番・小幡は空振り三振に打ち取る。 2回裏、先頭の7番・坂本に中安打を許す。続く8番・高寺には左安打を浴び、無死一・二塁のピンチを招く。9番・デュプランティエの打席で暴投で無死二・三塁のピンチを招く。デュプランティエは遊ゴロで1死二・三塁とすると、近本の遊ゴロ間に1点を勝ち越され、1-2となる。2死二塁から中野は遊ゴロに打ち取る。 3回表、1死から太田が四球で出塁する。しかし、長岡は遊ゴロ、内山は右飛に倒れ、得点はならなかった。 4回表、先頭の村上がライトへのツーベースヒットで無死二塁のチャンスをつくる。オスナは右飛で1死三塁とする。山田はライトへの犠飛を放ち、1点を返し、2-2の同点に追いつく。 4回裏、先頭の坂本に四球を与える。高寺には右安打を許し、無死一・二塁のピンチを招く。しかし、デュプランティエはバント失敗で投ゴロ、近本は一直で飛び出した一塁ランナーをアウトに仕留め、無失点に抑える。 6回表、先頭の長岡が中安打で出塁する。内山は空振り三振、村上は空振り三振に倒れるも、オスナは四球で2死一・二塁とする。しかし、山田は三ゴロで無得点に終わる。 6回裏、坂本を遊ゴロ、高寺を遊ゴロ、代打・ヘルナンデスは空振り三振に打ち取る。吉村はここで降板する。6回、105球、9被安打、3奪三振、2四死球、2失点のピッチングだった。 7回表、先頭の中村が四球で出塁する。続く岩田は一塁線へのバントを決め、無死一・二塁のチャンスをつくる。代打・北村拓は犠打を試みるも、失敗し、1死一・二塁となる。その後、太田は空振り三振、長岡は投ゴロに倒れ、得点はならなかった。 2番手は小澤。近本は投ゴロ、中野は空振り三振、森下は一飛に打ち取る。 8回裏も小澤がマウンドに上がる。1死から大山に四球を与える。代打・前川は中飛に打ち取るも、坂本には遊安打で2死一・二塁のピンチを招く。高寺は四球で2死満塁となる。その後、代打木浪に押し出しの四球を与え、1点を勝ち越され、2-3とする。 3番手は松本健。2死満塁から近本に右中間へのタイムリースリーベースヒットを浴び、3点を追加され、2-6となる。 9回表、石井から得点をあげられず、ゲームセット。