「休みなく働け」暴行や暴言か ミャンマー人労働者が刑事告訴
農業法人の関係者 「軽犯罪法違反だぞ。日本の法律はそう決まってる」 北海道の農場に、怒声が響きます。 「分からんか、この野郎。ちょっと来い。来いってだから、教えてやるから、こら。来いってだから、教えてやるから、こら」 外に引っ張り出される男性。よく見ると胸ぐらをつかまれています。こうした行為が常態化していたのでしょうか? 「何度言っても分からん奴だ、この野郎」 24日、警察に刑事告訴したのは京極町の農業法人で働くミャンマー人の特定技能労働者。関係者から、暴力や暴言を受けたと訴えています。 ミャンマー人労働者を弁護 小野寺信勝弁護士 「非常に悪質な事件だと思う。(事件)全体の真相究明を行っていただきたい」
農業法人の関係者 「とりあえずお前らあしたからな、休みなく働け。言うこと聞かないんだから。いいんだべ、それで」 日常的に行われていたという、虐待行為。今年録音された音声が残されていました。 「来いって、だから。教えてやるから、こら」 北海道で働くミャンマー人労働者が日常的に暴力などを受けたとして、農業法人の関係者2人を刑事告訴しました。 ミャンマー人労働者を保護 札幌地域労組 鈴木一顧問 「“いまだにこんなことがあるの”と。治外法権という言葉があるが、(農業法人の)敷地には日本の法律が及ばない状況だった」 農場でのやりとりが、音声で残されています。 農業法人の関係者 「日本に来て仕事をしたいんだったら、日本のご主人様は誰だ。お前たちの先生は誰だ。お金をくれるのは誰だ」 これは、今年録音されたもの。現在、この法人で働く6人のミャンマー人が保護されているそうです。 「やらねぇんだったら、給料半分だから。ちゃんとやらねぇんだからしょうがねぇよなぁ。さんざん言ってきてんのに、やらねぇんだから」 「帰るか。今すぐ帰してやるぞ。在留カード出せ。お前の在留カード、今ここからすぐ取り消してやるから」 “何かを殴るような音”も記録されていました。 「下濡れているから、足濡れるから足上げれって。足上げれって言ってるの。分かんねぇ奴だ、この野郎」 告訴したミャンマー人労働者は、農業法人の関係者から金属製の棒で頭や腕を殴られけがをしたなどと訴えています。 ミャンマー人労働者 通訳 「“どうたたかれるんだろう”“どう怒られるんだろう”。そういう恐怖の中で生きていました」 この一連の訴えについて、農業法人は、21日時点で、ANNの取材に対して「調査・精査中です」とコメントしています。 (2026年8月24日放送分より)
テレビ朝日