TIME誌も認めた中国発リサイクルAI、数十億円調達 量産・海外展開を加速

資源ごみのスマート分別装置を開発する「弓葉科技(Databeyond Technology)」(中国・杭州市)がこのほど、数億元(数十億~百数十億円)の資金を調達した。本ラウンドは琥珀資本(Ambrum Capital)が主導し、盛趣資本(Shengqu Capital)も参加した。調達した資金は光電センサーの研究開発や海外販売チャネルの構築などに充てられる。 2018年9月設立の弓葉科技は、人工知能(AI)とマルチセンサーを融合した技術に基づくスマート分別装置を提供する。製品は主にリサイクル資源、都市の固形廃棄物、電子廃棄物、産業廃棄物などの分別処理に活用され、最終的に廃棄物の高精度なリサイクルを実現する。 同社のスマート分別装置「混紡光選別機(FASTSORT-TEXTILE)」は25年10月、中国ロボット大手の「宇樹科技(Unitree Robotics)」や中国のAI企業「DeepSeek(ディープシーク)」と共に米「TIME」誌の「The Best Inventions of 2025」に選出された。この発明は先端技術と廃繊維選別分野での顕著な応用価値が評価され、同ランキングの「Special Mentions(特筆すべき製品)」にも選ばれ、「リサイクル」カテゴリーでこの栄誉を得た唯一のハイテク企業となった。 弓葉科技の製品は現在、中東や南米、日本、欧米などの海外地域で販売されている。今回の資金調達は、将来的な量産化とグローバル展開に向けた強固な基盤となることが見込まれる。 *1元=約23円で計算しています。 (36Kr Japan編集部)

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