『Zガンダム』フォウの“禁断の姿”がまさかの立体化! すっぽんぽんな元イラストに「衝撃的だった」
メガハウスが8月7日に予約開始した『機動戦士Zガンダム』フォウ・ムラサメのフィギュアが話題を呼んでいます。1986年にアニメ誌付録として掲載された北爪宏幸氏による「伝説のイラスト」を立体化したもので、ファンからは「正気か?」「企画が通ったのがすごい」と驚愕の声が続出しています。
2025年8月7日、メガハウスからフィギュア「GGGシリーズ 機動戦士Zガンダム フォウ・ムラサメ 蘇るZの魂」の予約受付が開始されました。このフィギュアは、1986年にアニメ誌「月刊ニュータイプ」の付録ポスターとして掲載された北爪宏幸氏による「伝説のイラスト」をもとに制作されたもので、ファンからは「このフォウ立体化って正気か?」「会議で企画が通ったことがすごい」といった驚きの声があがっています。
●時代を揺るがしたイラスト
このフィギュアのもととなったのは、1986年12月号の「月刊ニュータイプ」に付録として掲載された、北爪宏幸氏によるフォウ・ムラサメのイラスト「麗しのフォウ・ムラサメ」です。
『機動戦士Zガンダム』の作画監督を務めた北爪氏が手がけたこの作品は、ベッドに横たわるフォウの裸体を描いたイラストです。頬に手を当てて横たわる美しいポーズと、白いニーソックスのみを身に着けたフォウの姿は、当時のリアルタイム世代のファンにとっては衝撃的なイラストとして語り継がれています。
マグミクスでも過去に取り上げた通り、このイラストは「中学生が部屋に張るにはかなりハードル高い」と評されるほどの衝撃作でした。しかし、読者から「ポスターはいまだに保管してあります」というコメントも寄せられるほど、いまでも大切に保管しているファンも少なくありません。
放送開始から40周年を迎える『機動戦士Zガンダム』において、この「伝説のイラスト」をもとにしたフィギュアが公式に制作されることは、まさにファンにとって歴史的な出来事といえるでしょう。
●立体化での再現と配慮
今回のフィギュア化は、メガハウスのガンダムガールズジェネレーション(GGG)シリーズの一環として実現しました。価格は2万4200円(税込)で、2026年2月の発送予定となっています。
モチーフ元のイラストでは、フォウは上半身に何も身に付けていませんでしたが、このフィギュアでは胸元に布が被せられています。また劇中では、髪はターコイズブルーに近い色合いでしたが、フィギュアでは元イラストの色合いに近づけてか、緑色に近い印象です。
さらに特筆すべきは、専用台座がフレームを模した特別仕様になっていることです。「お部屋を彩るアート作品として飾っていただけるように」という商品説明からも分かるように、単なるフィギュアを超えた芸術作品としての位置付けが意識されています。そのまま飾る以外にも、スタンドを使った展示も可能となっており、コレクターのさまざまな飾り方に対応しています。
40年という長い時を経て、ついに立体化を果たした「伝説のイラスト」。時代を超えて愛され続けてきた北爪宏幸氏の名作をもとに制作されたフィギュアが、新たな形でファンに届けられることになります。
(マグミクス編集部)