世界一の女子プロ決定戦 48年ぶりのタイトルへ日本勢15人が挑戦
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前情報◇フィールズランチ イースト (テキサス州)◇6604yd(パー72)
女子プロゴルファー世界一を決める大会が19日(木)に始まる。今季メジャー第3戦は、主催する全米プロゴルフ協会(PGAオブ・アメリカ)が本部を置く米南部テキサス州フリスコのフィールズランチイーストが舞台。ギル・ハンス設計の18ホールは自然の地形を生かした造りで高い戦略性が求められる。2023年「全米シニアプロ」の開催コースでもある。
ワシントン州サハリーCCで行われた昨年はエイミー・ヤン(韓国)が通算7アンダーで逃げ切り、プロ転向19年目で初のメジャータイトルを掴んだ。日本勢は最終日最終組でプレーした山下美夢有が3打差2位、渋野日向子と西郷真央が7位、古江彩佳が19位だった。
1977年大会を樋口久子が制し、男女通じて日本人初のメジャー覇者が誕生して48年。史上2人目のタイトルホルダーを目指し、今年は総勢15人の日本勢が出場する。
4月「シェブロン選手権」を制した西郷真央、6月「全米女子オープン」2位の竹田麗央、7位の渋野日向子がエントリー。メジャー2勝の笹生優花は全米女子―以来の参戦となる。昨年惜敗の山下美夢有は雪辱を果たせるか。また、世界ランキング上位者の資格で日本ツアーから河本結、桑木志帆が出場する。
日本勢は今季開幕戦から前週「マイヤーLPGAクラシック」までの全15試合でトップ10入り。勢いを維持したまま、ビッグタイトルをかけた一戦が始まる。
<主な出場予定選手> エイミー・ヤン、イン・ルオニン、ネリー・コルダ、ハンナ・グリーン、ブルック・ヘンダーソン、西郷真央、笹生優花、古江彩佳、セリーヌ・ブティエ、リディア・コー、ジーノ・ティティクル、竹田麗央、岩井千怜、山下美夢有、渋野日向子、レキシー・トンプソン、岩井明愛、畑岡奈紗、河本結、桑木志帆、勝みなみ、馬場咲希、吉田優利、西村優菜