【指揮官一問一答】ヤクルト・高津監督、サヨナラ負けにつながったイニング先頭の四球を指摘「最後のフォアボールが全て」

高津臣吾監督 =ベルーナドーム(撮影・尾崎修二)

(セ・パ交流戦、西武1―0ヤクルト、延長十一回、1回戦、西武1勝、3日、ベルーナ)ヤクルトはサヨナラ負けを喫し、泥沼の6連敗で借金は「18」に膨れた。打線は3年目の沢井廉外野手(25)をプロ初の4番で起用したが3打数無安打。計8安打を放つも今季9度目の零封負けで、プロ野球ワースト記録を更新する13試合連続2得点以下となった。高津臣吾監督(56)の主なコメントは以下の通り。

――延長十一回1死一、二塁から遊撃内野安打と遊撃手・伊藤の悪送球でサヨナラ負け。最後は守備のミスからだった

「まあ、(小沢が九回先頭・外崎に与えた)フォアボールだね」

――イニングの先頭への四球は痛い

「9番に出すのが間違えている。上位に回ってくるので。最後の当たりがどうとかという問題ではなくて、ちょっと怖がっているね」

――先発のランバートは試合を作った

「いい形になったんだけどね。点は取れない、取らせないという形にはなったんだけど、最後のフォアボールが全てでしょうね」

――打線は沢井を4番で起用した。意図は

「いろいろこちらも考えて、知恵絞って出した結果ですね。これがいいと思って」

――長打力に期待した

「もちろん、もちろん。まあただ、レベルが違ったね」

――13試合連続2得点以下

「きょうは得点圏で(安打が)2本出たけど、ちょっと長打が少ないのと、きょうなんかはなかなかフォアボールが取れないから、そういう相手のミスに付け込んでいくことができなかった。何とか一つずつでも、バントを使いながらでも、先に塁を進めていくことが大事だと思いますけど」

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