パート主婦「106万円未満」でも手取り減…10月から“週20時間”で社保加入へ 将来は「11人以上の企業」まで対象拡大

配信


Page 2

今回の改正の背景には、最低賃金の上昇がある。厚生労働省は賃金要件を撤廃した背景として、2025年度の地域別最低賃金が全都道府県で1016円以上となったことなどを挙げている。週20時間働いた場合、最低賃金が時給1016円以上であれば月額賃金は約8万8000円(年額約106万円)となり、賃金要件を設ける実質的な意味が薄れたためだ。一方、企業規模による加入対象は、今後段階的に拡大される。

現在は原則として厚生年金保険の被保険者数が51人以上の企業などが対象だが、2027年10月からは36人以上、2029年10月からは21人以上、2032年10月からは11人以上へと対象が広がり、2035年10月には企業規模による要件が撤廃される予定だ。

関連記事: