1014億円でも大谷翔平は「バーゲン」 ド軍移籍後の"功績"に米脱帽「GOATの時代を目撃」

 ドジャースは1日(日本時間2日)に行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦に勝利し、2年連続の頂点に立った。大谷翔平投手はチーム加入後にいずれも世界一。米メディアはドジャース移籍後に大谷が成し遂げた偉業に注目。「7億ドルのバーゲン、こんな選手はもう二度と現れない」と米国ファンも喝采を送っている。

 大谷は2023年12月にドジャースと10年総額7億ドル(当時1014億円)で契約を結んだ。1年目の昨季は前人未到の「54本塁打&59盗塁」を達成。自身初のポストシーズンでも結果を残し、ワールドチャンピオンになった。二刀流として復活した今季も勢いは止まらず、打者として55本塁打&OPS1.014、投げても14登板で1勝1敗、防御率2.87をマークした。

 米野球専門メディア「Just Baseball」は公式X(旧ツイッター)を更新。「ロサンゼルス・ドジャースでのショウヘイ・オオタニの最初の2年間」として功績を列挙した。

・109本塁打 ・OPS1.025 ・MLB史上初となる50本塁打&50盗塁 ・2度のオールスター選出 ・まもなく2度目のナ・リーグMVP ・ナ・リーグ優勝決定シリーズMVP ・ワールドシリーズ優勝2回

とし、「史上最高(の選手)である」と結論付けている。

 個人としても圧倒的な成績を残した上で、チームを頂点に導く本物のスター。米ファンも「ショウヘイ・オオタニは契約額以上の価値がある。MLBの全選手がオオタニの存在から恩恵を受けている」「期待は途方もなく大きかったが、彼はそのすべてを超えた!!!」「7億ドルのバーゲン、こんな選手はもう二度と現れない」「私たちは文字通りGOATの時代をリアルタイムで目撃している」「GOAT(史上最高)。2つのリング、2つのMVP。ドジャース野球の黄金時代」と同調している。

 米スポーツ局「ESPN」の元記者ジューン・リー氏によると、ドジャースは1年目の段階で7億ドル契約の総額を“回収済み”という。大谷加入に伴い、日本企業などのスポンサーが殺到。フィールドでの成績に加えて、フィールド外でも圧倒的な存在となっている。

(Full-Count編集部)

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