ブランド志向でいまだに「格安SIM」への乗り換えに抵抗が…。月1万円以上スマホ代にかかっているなら乗り換えたほうがいい?(ファイナンシャルフィールド)

あなたのスマホ代が月々1万円を超えているなら、見直しを検討してもいいでしょう。 総務省の「第2部 基本データと政策動向」の調査によると、2020年の電話通信料の消費支出に占める割合は4.35%と前年から0.25ポイント上昇しています。携帯電話料金は、家計における通信費の中でも大きな割合を占めていると言えるでしょう。 大手キャリアの定額プランや家族割引などを適用しても、1万円を超えてしまうケースは少なくありません。 しかし、格安SIMに乗り換えれば、同じようなデータ容量や通話時間でも、月額料金を大幅に抑えられる可能性があります。 MMD研究所の「2024年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」によると、大手キャリアで9397円かかっていたスマホ代が、格安SIMに乗り換えることで月3000円以下になったようです。 まずは、ご自身のスマホ代がいくらになっているのか、乗り換えた場合にどのくらい節約できるのか計算してみましょう。

ここでは、大手キャリアから格安SIMへ乗り換える際のメリット、デメリットについて説明します。 【メリット】 下記の4つが、主なメリットです。 ・月額料金が安い ・プランがシンプルで分かりやすい ・SIMだけ乗り換え可能 ・オンライン完結で手軽に契約できる 格安SIMに乗り換える最大のメリットは、月々のスマホ代が大幅に安くなることです。前途で説明したように、通信料を年間5万円以上も節約できる可能性があります。 【デメリット】 メリットに対し、下記のようなデメリットもあります。 ・通信が混雑する時間帯にやや遅くなることがある ・サポートがオンライン中心 しかし、Wi-Fi環境での利用が多い人にとって、通信速度の差はほとんど影響しません。 また、サポートもトラブルが合った場合のマニュアルが完備されているところが多いため、店舗に行かなくても解決できる場合が多いです。


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「格安SIMは通信速度が遅そう」というイメージを持っている方も、多いのではないでしょうか。 多くの格安SIMは、大手キャリアから通信回線を借り受けてサービスを提供しています。そのため、基本的な通信エリアや最大速度は、借りている回線の大手キャリアと同等です。 ただし、格安SIMは借りた回線を複数のユーザーで共有するため、回線が混み合う時間帯は、一時的に通信速度が低下する可能性があります。

大手キャリアと、通信品質やサポートの質が大きく変わらない格安SIMにすれば、毎月の通信料を減らすことが可能です。 格安SIMは、様々な料金プランが提供されています。あなたのライフスタイルに合わせた最適なプランを見つけることで、通信のストレスなく、快適にスマホを利用できるでしょう。 この機会に、ご自身のスマホ代を見直し、格安SIMへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。 出典 総務省 第2部 基本データと政策動向 MMD研究所 2024年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー

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