iPhoneを買うなら「一括購入」と「分割購入」どっちがお得? スマホの専門家が解説

初期費用を抑えられる iPhone 16を一括で購入しようとしたら、12万4800円を用意しなければいけません。 しかし、たとえばAppleの公式Webサイトから36回(3年分)の分割払いにすれば、毎月3466円の負担で購入可能。まとまった金額を用意しなくとも、最新のiPhoneが手に入ります。 Paidyなど、手数料がかからない支払い方法もあるので、総支払金額で損をすることもありません。 キャンペーン・割引が受けられるケースがある キャリアによっては「○年後に端末を返却すれば残債免除」「特定プラン加入で割引」などの特典が用意されていることがあり、総額が安く済むケースがあります。

分割手数料が発生する場合がある 一般的に「分割払い」には手数料がかかり、総額が高くなります。また、支払いの期間が長くなればなるほど、手数料が多くなるのが基本です。 Appleの公式Webサイトから購入した場合、Paidyを利用し口座振替もしくは銀行振込で支払うと分割手数料が無料になりますが、クレジットカードの分割払いを利用した場合は、クレジットカード会社が定めた手数料が発生します。 支払い方法によって手数料の有無や金額が異なりますので、慎重に検討する必要があります。 キャンペーンによるさまざまな縛りが設けられる キャンペーンによる分割払いを利用した場合、キャンペーンの利用条件の範囲で利用することになります。 例えばauの「スマホトクするプログラム」を利用した場合。これは「13〜25カ月目に端末を返却すると、最終回分(24回目)の支払いが免除される」というもの。端末の総額が安く済む可能性がありますが、利用期間中、以下のような縛りを設けられることになります。 ・端末を返却しなければならないので、下取りに出すことはできない。(実質レンタルのような位置付け) ・画面割れなど、端末が正常な状態を保っていない場合は、故障時利用料として2万2000円の支払い(故障紛失サポートに加入していれば2200円)が必要になる場合がある。 キャンペーンの利用条件は非常に複雑なため、利用する際は内容を精査し、慎重に判断する必要があります。 月々の負担が徐々に大きくなる 「月々の支払いが数千円」と聞くと、家計への影響もそこまで大きくなさそうに感じます。 しかし月々に支払わなければならないものは端末代だけではありません。水道光熱費や各種サブスクリプションサービスなどと合わせると、生活費は圧迫されていきます。 収入が安定しないような仕事の場合は、負担を大きく感じるタイミングが来るかもしれません。

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