人生で初めて植物性甘味料の「アガベシロップ」を食べてみたら…2回心配になった
突然ですが、皆さんは「アガベシロップ」っていうシロップの存在を知ってましたか……?
先日買い物に行った時に偶然見つけたのだが、筆者は今までこういったシロップがあることを全く知らなかった。あまりメジャーじゃないってことは、ちょっとクセがあったりするのかな?
そんなことを思いながら実際に食べてみたところ……2回心配になった。
・いろんな料理と合わせてみた結果
こちらが今回購入した「アガベシロップ」。新潟県のローカルスーパー「原信」で販売されていた商品で、価格は税抜き498円だった。
内容量は330gとそこそこ多め。賞味期限は2028年1月までと長めに設定されているけれど、ちゃんと使いきれるだろうか。
どうやらこのシロップは、メキシコ原産の「ブルーアガベ」という植物から採れるらしい。シロップを作れる植物って、カエデだけじゃなかったんだ。
様々な用途に使えるとのことだったので、4種類の食べ物と組み合わせて味を確かめてみることにした。
まずは定番のトーストから。アガベシロップがたっぷり乗った部分をかじってみると……
────え、全然クセがなくておいしい!
色が薄めだったから てっきりもっとさっぱりした味なのかと思っていたけど、そんなことはなかった。
はちみつやメープルシロップに似た「The・シロップの味」って感じだ。はっきりとした甘さが、パンの香ばしさによく合っている。
初めて食べたにも関わらず、全く抵抗感なく受け入れることができた。変に警戒する必要なんてなかったな……
次に試してみたのはスクランブルエッグ。おかずとの相性はどうなんだろう、と内心ドキドキしていたけど……
おいしいな。砂糖を入れた時とはまた違った優しい甘さだ。
そこそこの量を入れたのだが、シロップの甘さが卵の風味を邪魔していない。
このあと追加でケチャップをかけてみたのだが、ケチャップの濃い味とも全く喧嘩せずに馴染んでいたぞ。
調子に乗って、茄子とピーマンの炒め物を作ってみた。普段は味噌と砂糖で味付けをするのだが、砂糖の代わりにアガベシロップを投入。
こちらも全く問題なし! 茄子にシロップの甘みが染みこんでいて、1回噛むごとに濃厚な甘みがしみ出してきて幸せだった。
野菜との相性もバッチリとは……このシロップ、死角がない。
最後に鶏の照り焼きにも使ってみた。
ここまで来たらもう分かっていたけれど、案の定しっかりと甘くておいしかった。みりんや砂糖などのメジャーな調味料にも負けない万能さだな……
名前のとっつきづらさとは対照的に、合わないものが思いつかないくらい使い勝手のいいシロップだった。
・一家に一本あってもいいかも
ということでアガベシロップは、一本台所にあると様々な場面で活躍してくれそうなシロップだった。
購入した時は使い切れるか心配だったけど、今は万能すぎてあっという間になくなっちゃいそうだな……と心配になっている。
はちみつやメープルシロップと似ているようで、また違った使い方ができるアガベシロップ。
気になった方は是非一度味わってみてはいかがだろうか。