【広島】ヤクルトに敗れ5位に転落 最多タイ借金5...森下は7回2失点で両リーグ最多10敗目 打線は5安打1得点 9回に1点 3併殺が響く
■プロ野球 ヤクルト3ー1広島 (19日 神宮) 広島はヤクルトに敗れ38勝43敗5分で今季最多タイ借金5、中日と入れ替わり4月5日以来の5位に転落した。先発・森下は4回は澤井、5回は内山に適時打を浴び7回7安打2失点で両リーグ最多10敗目(5勝)。打線はわずか5安打で9回に小園の内野間の1点のみ、3つの併殺が響いた。 野手オーダーは大盛が1番、羽月が2番サード、クリーンナップは小園ショート、ファビアン、坂倉で組みモンテロが6番、末包が7番ライト、菊池が8番に入った。 ヤクルトの先発・奥川に1回2死から小園が中安打に二盗を決めるがファビアンは一邪飛で先制できず。 先発・森下は今季17度目の登板、5勝でリーグ最多9敗、防御率2.25。前回の11日・中日戦(バンテリンドーム)は7回8安打2失点で負け投手、自身4連敗中。ヤクルト戦は今季初登板、昨季は3試合に登板し1勝2敗、防御率1.69だった。 森下は1回、岩田に遊内安打も古賀を三ゴロ併殺打、内山を遊ゴロに打ち取る立ち上がり。 2回の攻撃は2死から末包と菊池が連打も森下は空振り三振に倒れた。森下は2回1死から赤羽に左中間にツーベースも山田を空振り三振、澤井を二ゴロに打ち取り先制点を与えず。 森下は3回1死から奥川に右安打、岩田に四球で一・二塁も古賀を二ゴロ、内山を三ゴロに抑えた。4回の攻撃で先頭・ファビアンが四球も坂倉は空振り三振、モンテロも空振り三振、スタートを切っていたファビアンが二盗死で三振ゲッツー。 森下は4回1死から赤羽に四球、山田を右飛、赤羽に二盗を決められる。2死二塁から澤井にレフト前にタイムリーを運ばれ1点を先制される。 5回の攻撃は2死から森下が右安打、奥川の暴投で2死二塁から大盛は中飛で同点に追いつかない。森下は5回、岩田に右中間にツーベース、古賀の犠打で1死三塁とすると内山にレフト線にタイムリーツーベースを飛ばされ、0ー2となる。 6回の攻撃は羽月が二ゴロ、小園が空振り三振に倒れファビアンは一邪飛で26打席連続ノーヒット。森下は6回、山田、澤井、伊藤を3人で退ける。 7回の攻撃で坂倉は四球もモンテロは三ゴロ併殺打、末包は二直に終わった。森下は7回、代打・宮本にツーベース、岩田に四球で無死一・二塁も古賀のバントを投ゴロにし内山を二ゴロ併殺打に打ち取った。森下は7回を85球、7安打、4四球、4奪三振の2失点(自責2)。 8回の攻撃はヤクルト2番手・荘司に菊池が中安打、代打・秋山は空振り三振、大盛は遊ゴロ併殺打とこの日、3つ目の併殺となった。 8回は2番手・遠藤が1死から赤羽に左中間にスリーベース、山田に四球を出し伊藤にライトへ犠飛を打たれ、0ー3となった。9回の攻撃は羽月がスリーベース、小園の二ゴロ間で1点を返すのみに終わった。ファビアンは27打席連続ノーヒット。