【広島】泥沼6連敗 14度目の零敗で4年ぶり借金”10” ヤクルトと4.5差...床田は悲運6回1失点で8敗目 7回無死満塁で代打・野間併殺打 阪神戦9連敗
■プロ野球 阪神1ー0広島 (29日 甲子園) 広島は阪神に今季14度目の完封負け、今季3度目の6連敗で38勝48敗5分で4年ぶりの借金10、最下位・ヤクルトと4.5ゲーム差に縮まった。阪神戦は44年ぶりの9連敗、7月は3勝15敗3分で勝率.167と大失速となった。先発・床田は初回に大山に適時打のみ6回5安打1失点で8敗目。打線は阪神の先発・大竹に2度の満塁機、7回は無死満塁も代打・野間が併殺打、大盛が凡退し広島戦通算13勝目を献上した。 阪神の先発・大竹は広島戦は3戦3勝、16試合で通算12勝1敗。野手オーダーは大盛が1番、菊池2番、クリーンナップは小園サード、ファビアン、捕手・坂倉で組みモンテロが6番、末包が7番、矢野が8番に入った。 1回、大盛は一ゴロ、菊池は三ゴロ、小園も三ゴロとわずか10球で終わる。 先発・床田は今季18度目の登板、7勝7敗、防御率2.19。前回の7月21日・ヤクルト戦(神宮)は6回5安打3失点勝ち負けつかず。阪神戦は今季6度目、1勝4敗、防御率3.19だった。 床田が1回、近本に左安打、中野の犠打、森下を空振り三振、佐藤輝に四球で2死一・二塁とすると大山にレフトへタイムリーを放たれ1点を先制される。 2回の攻撃でファビアンの遊ゴロを小幡が後逸、2死後に末包が中安打で一・三塁とするも矢野は遊ゴロで同点にできず。床田は2回2死から大竹と近本に連打されるが中野を三ゴロに打ち取った。 3回の攻撃は床田は遊ゴロ、大盛は空振り三振、菊池は左飛に倒れる。床田は3回、先頭・森下に左安打も佐藤輝を空振り三振、大山を中飛、小幡を二ゴロと追加点は与えず 4回の攻撃は小園が二ゴロ、ファビアンが左飛、坂倉は中飛とクリーンナップは沈黙。床田は4回、坂本、熊谷、大竹の下位打線は初めて三者凡退に抑えた。 5回の攻撃はモンテロは遊飛、末包はスローカーブに中飛、矢野は左飛と3イニング連続で走者を出せない。 6回の攻撃は1死から大盛が中安打、菊池が左安打で一・二塁、小園は一ゴロで2死二・三塁、ファビアンは四球で満塁も坂倉は二ゴロで好機に1本が出なかった。床田は6回、佐藤輝を空振り三振、大山を三ゴロ、小幡を中飛と3イニング連続で走者を許さない。 床田が6回を100球、5安打、1四球、5奪三振の1失点(自責1)で降板。 7回の攻撃でモンテロの遊ゴロを小幡が悪送球で代走・久保、末包は左安打、矢野は死球で無死満塁の好機に。代打・野間は投ゴロ併殺打、大盛は左飛に倒れ本塁が遠い。 7回は2番手・栗林が坂本に四球、熊谷のバントを捕ゴロ、代打・豊田の投ゴロを栗林が悪送球し1死一・二塁に。近本を中飛、中野に四球で2死満塁とするが森下を二飛に打ち取った。 8回、阪神2番手・石井に菊池は捕邪飛、小園は遊直、ファビアンは中安打も坂倉は投ゴロに終わり9回も守護神・岩崎に二俣、末包、代打・林と3人で終わり得点を挙げらず。