マツダ「新CX-30」発表! 精悍ブラックパーツ×上質ホワイト内装がめちゃイイ! パワフルなターボエンジンも搭載される新モデル「Aire Edition」米国で登場!

マツダのクロスオーバーSUV「CX-30」の改良モデルが米国で発表されました。走行性能が向上したほか、新たな世界観を提案する新グレード「Aire Edition」が設定されます。

精悍ブラックパーツ×上質ホワイト内装がめちゃイイ!

 マツダの北米法人は2025年9月18日、クロスオーバーSUV「マツダ CX-30」の2026年モデルを発表しました。

 今回のアップデートでは、走行性能の深化と、ユーザーのニーズに応える快適装備の充実が図られたほか、新たな世界観を提案する新グレード「Aire Edition(エールエディション)」が設定されます。

黒パーツ&白内装がカッコいいマツダ「CX-30 Aire Edition」(米国仕様)

 CX-30 2026年モデルでは、全モデル共通の改良として、新たに「ブレーキLSD(リミテッド・スリップ・ディファレンシャル)」が採用されました。

 これにより、滑りやすい路面などでのトラクション性能と走行安定性が向上。さらに、乗り心地に大きく影響するダンパーにも改良が加えられ、より快適で質の高いドライビング体験を実現します。

 また、各グレードの装備も大幅に強化され、これまでユーザーからの要望が多かった機能が新たに追加されました。

 例えば、中間グレードの「Select Sport」には、ワイヤレスのApple CarPlayおよびAndroid Auto接続機能が追加され、利便性が向上。さらに、2つのポジションを記憶できる8ウェイパワーシートとシートヒーターも標準装備となり、快適性が大きく高められました。

 上級グレードの「Preferred」には、Apple CarPlayとAndroid Autoをタッチスクリーンで操作できる10.25インチの大型センターディスプレイと、スマートフォン用のワイヤレス充電機能が追加。

 最上級の「Premium」では、新たにステアリングヒーターと360°ビューモニターが搭載され、安全性と快適性がさらに引き上げられています。

 そして、今回のアップデートにおける最大のトピックは、新グレード「Aire Edition(エールエディション)」の追加です。

 充実した装備が魅力の上級グレード Preferredをベースに、これまでのCX-30とは一線を画す、洗練されたモダンなスタイルを内外装で表現。

 エクステリアは、マツダのロゴや「CX-30」の車名エンブレムといったバッジ類が、すべて光沢のあるグロスブラックで仕上げられたことに加え、足元にはブラックメタリック塗装の18インチアルミホイールを装着し、ルーフレールとサイドミラーもブラックで統一。ブラックアウトされたパーツが、ボディ全体の印象をクールに引き締めます。

 インテリアは、明るく開放感のある空間を演出しつつ、特に目を引くのがカラーコーディネートです。

 シートは、クリーンな印象のホワイトのレザレット(人工皮革)をメインに、座面と背もたれの中央部分には肌触りの良いグレーのクロスインサートが組み合わされています。

 さらに、ダッシュボードやドアトリムには上質なグレーのスエード調素材が用いられ、全体にライトグレーのステッチが施されるなど、細部に至るまで高い質感へのこだわりが感じられる仕立てとしました。

 これまでマツダ車の内装といえば、ブラックやブラウンを基調としたスポーティで落ち着いたイメージが主流でしたが、Aire Editionは白を大胆に取り入れることで、爽やかでモダンな新しい世界観を提案しています。

 Aire Editionはパワフルな2.5リッター直列4気筒ターボエンジン搭載モデルにも設定され、洗練されたスタイルと、最高出力250hpを発生する力強い走りのどちらも手に入れたいユーザーにとって、魅力的な選択肢となるでしょう。

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 CX-30 2026年モデルの米国での価格は2万5975ドルから3万7900ドル、日本円で約385万円から約562万円です。

 Aire Editionは2万9850ドルから3万4410ドル(約442万円から約510万円)に設定されます。

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