黒トリュフ入りマカロン!? エシレ麻布台に登場した店舗限定スイーツがオシャレすぎて常軌を逸していた
昨年麻布台ヒルズにオープンした「エシレ・ラトリエ デュ ブール <麻布台>」が、店舗限定商品として2025年6月よりマカロンを販売している。
エシレの店舗限定スイーツはいろいろと食べてきたが、たしかに「マカロン」って今までありそうで無かった商品だな。中にクリームを挟むから、エシレバターとも相性良さそうだし。
これは是非とも味わってみなくてはと麻布台ヒルズの店舗へと足を運んだのだが……待っていたのは想定の斜め上をいくマカロンだった。
・エシレ・ラトリエ デュ ブール<麻布台>
オープン当初、エシレ麻布台に足を運んでからもう1年以上経つのか。あの時はオープン前から頑張って並んだが、さすがにもう落ち着いているようだな。
前回の記事では「たこ焼きケーキ」疑惑のあった「サントノレ」を食べたんだっけ。今でも販売されていたし、なんなら小さいヤツもショーケースに並んでいたぞ。何回見ても自販機産のたこ焼きなんだよな……。
そのミニたこ焼きケーキの隣に、今回のお目当てであるマカロンが並べられていたぞ。
種類は、「ナチュール」「フランボワーズ」「ピスターシュ」「トリュフ」の4種類。……なんか1個変なヤツいたな?
せっかくなので「ナチュール」「フランボワーズ」「ピスターシュ」の3種類を自由に詰め合わせられる「6個入りギフト(3024円)」と、明らかに異彩を放っている「トリュフ」を単品で購入して帰ることにしよう。いやほんとマカロンのトリュフ味ってどういうこと……?
・黒トリュフ入りマカロン
マカロンって要冷蔵なんですよね……。持ち歩き時間は最大1時間まで。この炎天下だと正直30分でもキツイ。最初からマカロン目当てな人は保冷バッグ等を持参すると良いだろう。
買ったあとすぐ帰れないという人は、冷蔵ロッカーや冷蔵OKの手荷物預りを利用するのがおすすめ。私の場合は、東京駅で唯一冷蔵品を取り扱う預かり所に預けて、新幹線は100均で買った保冷バッグと氷で乗り切った。遠くまで持ち歩く人は参考にしてみてくれ。
ちょっと話が逸れたが、さっそく食べていこう。白いマカロン、めちゃくちゃオシャレで食べるのもったいないくらい……!
まずはシンプルなプレーン「マカロン・オ・ブール・エシレ ナチュール」から。外側はサクサクで、中は濃厚なバタークリームがたっぷり!
エシレバターのおいしさをダイレクトに味わうならコレだな。こんなにおいしいのになぜ今までエシレでマカロンが存在しなかったのか不思議なレベルだ。
次は「フランボワーズ」。外側の生地とクリームは真っ白だけど、中には甘酸っぱいフランボワーズコンフィチュールがたっぷり。大人から子供までみんな好きなやつ!
そしてこちらが「ピスターシュ」。クリームはピスタチオ味、そして中にはグリオットチェリーなるものが入っているらしい。
一気に大人向けだ………今までの2つと全然違う! ピスタチオペーストが混ざるからか、クリームの甘さは少し控えめになって、その分洋酒漬けチェリーの甘さがガツンとくる。エシレというより、洋菓子として完成されてる感じだな。
さあ、一番気になるヤツの番がやってきた。
今まで食べた3種の値段が1個432円に対し、「マカロン・オ・ブール・エ・トリュフ・エシレ」は1つ648円。高級なのに味の想像がつかないのは怖いぞ……。
1口食べただけで脳がバグった。なんだこれ、今食べているのは本当にマカロンなのか……?
最初は塩味とともにトリュフの香りを感じるのでさながらオシャレな前菜のような風味なのだが、咀嚼するとちゃんとバタークリームの甘さが顔を出すのだ。不思議な味だけおいしい……!
一体何がどうなっているんだとホームページを見てみたところ、エシレバターのクリームに刻んだ黒トリュフを混ぜ、塩をきかせているのだそう。
ワインのお供にも良いと書いてあって、確かにと納得してしまった。オシャレな高級ビストロとかで出てきそうな味だなぁ……まあ行ったことはないんだけども。
・エシレ麻布台を代表する名品
エシレのマカロン、純白のビジュアルを見た時から絶対おいしいだろうなと思ってたけど、期待を裏切らないクオリティだった! そしてネタ枠かと思ってたトリュフがかなり健闘していたな……! 食べ終わった後になんかボトルを開ければよかったと後悔したぞ。
スタッフさんにマカロンの販売状況を聞いてみたところ、平日・土日問わず夕方くらいまでは普通に買えるみたい。溶けやすいものなので持ち運びがネックだけど、ちょっと苦労してでもまたお土産で買って帰りたいおいしさだった。近いうちにきっと、エシレ麻布台を代表する逸品になるだろう……!
参考リンク:エシレ・ラトリエ デュ ブール <東京・麻布台> 執筆:まろ Photo:RocketNews24.