【異常】“30年に一度”の少雨+記録的なドカ雪…なぜ同時?「今年もゾンビ梅雨」夏と冬だけ『二季』“名づけ親”教授が2026年の気候を大予測(2026年2月10日掲載)|YTV NEWS NNN
日本は今“30年に一度”の記録的な少雨に直面し、水不足により各地の自治体が節水を呼びかける事態となっています。一方で、日本海側を中心にドカ雪が続いています。この異常気象の原因は?夏と冬だけの“二季”という言葉を広めた三重大学大学院・立花義裕教授が、今後の日本の気候について詳しく解説します。
2025年12月~2026年1月にかけ、長期間、太平洋側を中心に降水量が少なくなっています。気象庁HPによると、過去30日(2025年12月19日~2026年1月27日)の降水量は東京が7.5mm、名古屋・高知・京都・宮崎は0.0mmでした。降水量が減ったことで各地のダムで貯水率が大幅に下がり、それぞれの自治体が節水を呼び掛ける事態となっています。
1月22日、気象庁・総務省消防庁・林野庁が合同会見を開き、「東海・四国・九州南部・近畿の太平洋側では、この1か月の降水量が30年に一度レベルの顕著な少雨」と発表しました。さらに今後1か月程度はまとまった雨が降らない見通しで、乾燥や強風のときには屋外で火を使わないよう呼びかけています。
そんな中、異常乾燥による山火事が各地で相次ぎ、新たに2026年1月から全国の自治体で『林野火災注意報』もしくは『林野火災警報』が発表されるようになりました。
また、茨城・水戸市の那珂川流域では降水量が少ない状態が続き、藍藻類という植物プランクトンが発生。水道水からカビ臭が発生しています。水戸市上下水道局の調査によると、「毒性は無く健康に影響なし。飲用 水道水としても利用可能」ということです。
Q.降水量が少ないと、植物プランクトンが発生するんですか?(三重大学大学院・立花義裕教授)
「普通なら起きませんが、新しい水が入ってこないので水の入れ替わりがなく、ずっと古い水があると発生することもあります」
立花教授によると、日本を覆った寒気が南岸低気圧を寄せ付けなかったため、少雨になったということです。南岸低気圧は雨や雪を降らせますが、寒気が日本列島をスッポリ覆い居座っているため、近づけないといいます。Q.日本列島に寒気があると、南岸低気圧が近づけないんですか?(立花教授)
「そうです。強い寒気があるので南岸低気圧が来られず、太平洋側は雨が降らずに晴れます。一方、日本海側にはドカ雪が降ります」