「獲得を説得」今季で退任のソシエダ監督、来季はドイツの強豪で指揮か?久保建英の引き抜きを画策と現地が報じる【海外の反応】

【写真:Getty Images】

 ドイツ版『スカイスポーツ』は29日に今季限りで、レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督の退任が濃厚であると伝えている。そして22-23シーズンからレバークーゼンを率いているシャビ・アロンソ監督が、後釜としてマドリーの指揮官に就任する可能性が高いという。

 『EL NACIONAL.CTA』は、「シャビ・アロンソが、今シーズン終了後にアンチェロッティ監督の後継者としてマドリーに移籍する可能性が高い。そうなると、昨年ブンデスリーガのチャンピオンとなったレバークーゼンには大きな穴が空くことになる。このような状況において、若く野心的なメンバーを中心にまとまりのあるチームを構築する能力に長けているアルグアシル監督は、ドイツのクラブの哲学に合致している」と、ソシエダを退任するアルグアシル監督が、後任候補の1人に挙がっていると言及した。

 そして、「久保が、レバークーゼンの攻撃的なアイデンティティを形成する鍵となるようだ」と前置きし、アルグアシル監督が久保の引き抜きに動くだろうと述べている。

「ソシエダを率いてきた監督は、すでにブンデスリーガでの新しいプロジェクトを計画している。その優先事項の中には、スペイン時代の重要選手である久保の名前があるようだ。監督に近い情報筋によると、創造性、直接性、攻撃面での多才さから不可欠な選手とみなしており、レバークーゼンに久保を獲得するよう説得することを決意しているという」

 一方で、「ソシエダは日本代表選手を最も貴重な資産の一人と評価しており、契約解除金6000万ユーロ(約96億円)と同額のオファーが出されない限り、交渉は検討されない」と述べつつ、トッテナムやナポリなども関心を示していることから、移籍金が高騰する可能性もあると指摘した。

 今夏の移籍市場では、久保だけではなく、アルグアシル監督の動向にも注目が集まるかもしれない。

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