政府、日銀に利上げ要請し財政均衡を図るべき=河野元外相

河野太郎元外相は6日、日本外国特派員協会で会見し、政府は日銀に金利を上げるように要請し、その代わりに支出を削減し財政均衡を図るべきだとの考えを示した。写真は2024年9月にインタビューで(2025年 ロイター/Issei Kato)

[東京 6日 ロイター] - 河野太郎元外相は6日、日本外国特派員協会で会見し、政府は日銀に金利を上げるように要請し、その代わりに支出を削減し財政均衡を図るべきだとの考えを示した。

河野氏は、先の参院選での自民党の敗因には物価高もあると指摘、アベノミクスに代わる新しい経済政策が必要だと述べた。自民党の中で、特に旧安倍派の人はアベノミクスが終わったと言わないが、それは間違っていると指摘。野党は消費減税などを求めているが、それらは財政赤字を拡大させるもので、足元の長期金利上昇にもつながっているとし、政府支出を削減すべきだと語った。

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