久保建英のスーパーミドル炸裂!!今季6ゴール目!! ソシエダ、氷点下の敵地でEL16強プレーオフ先勝

[2.13 EL決勝トーナメントプレーオフ ミッティラン 1-2 ソシエダ]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は13日、決勝トーナメントプレーオフ第1戦を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダ(スペイン)がミッティラン(デンマーク)を2-1で破った。右ウイングで先発した久保は1-0で迎えた前半31分、今季6ゴール目となるミドルシュートを突き刺し、敵地での先勝に大きく貢献した。

 リーグフェーズ13位でプレーオフに回ったソシエダは、同20位のミッティランとの対戦。第1戦は気温氷点下1度の敵地MCHアレーナに乗り込んだ。久保が公式戦2試合ぶりの先発復帰を果たした他、ラ・リーガでは出場機会の少ないGKウナイ・マレーロ、DFジョン・バルダ、FWオーリ・オスカールソンが先発出場した。バルダはこれがELデビューとなった。

 試合序盤はバルダが早速イエローカードを受けるなど、嫌な流れもあったが、前半10分、PKから先制点を奪った。FWアンドレ・バレネチェアの横パスを受けたMFブライス・メンデスがペナルティエリア際でDFマッツ・ベック・セーレンセン倒され、主審がファウルを宣告すると、キッカーはB・メンデス。冷静にゴール左隅に流し込んだ。

 これで優位に立ったソシエダは前半20分過ぎ、GKマレーロの連続ファインセーブで失点を阻み、良い流れを手繰り寄せる。同24分にはイマノル・アルグアシル監督がバルダを早くも下げ、DFハビ・ロペスを投入する形となったが、前半のうちにリードを広げた。

 次の1点を奪ったのは久保だった。前半31分、B・メンデスのパスが右サイドに渡ると、久保はカットインから左足一閃。豪快なミドルシュートをゴール左上ギリギリに叩き込み、今季の公式戦6ゴール目、今大会2ゴール目が貴重な追加点となった。  ソシエダは前半38分、右サイドでMFアラル・シムシルに起点を作られ、インナーラップを仕掛けてきたDFオリバー・セーレンセンに突破されると、クロスをFWアダム・ブクサにボレーで叩き込まれ、1点を返される。

 それでも後半開始時、ソシエダはDFナイフ・アゲルド、MFマルティン・スビメンディ、MFセルヒオ・ゴメスの主力陣を次々に投入すると、守備の安定感が増し、ミッティランの反撃機会をつくらせず。久保も今季のELでは初となるフル出場で守備にも奔走し、敵地での2-1勝利に大きく貢献した。

 第2戦は20日、ソシエダのホームで行われる。

/久保建英がカットインから鮮やかミドル⚽\右サイドでボールを受けると絶妙な間合いで仕掛けカットイン左足を振り抜き完璧なコースに強烈な一撃を叩き込んだ⚡

今季 #UEL 2ゴール目となったhttps://t.co/16aA1y0VkI pic.twitter.com/HnapZoiCIb

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