ユーリ・アラウージョを完全移籍で獲得へ。 今夏の補強第2弾はサッカー王国からやってきたクラッキ
マリノスがブラジル人アタッカーのユーリ・アラウージョ(29)を完全移籍で獲得することが7日、決定的となった。すでに来日しており、近日中にもチームに合流する見込みだ。
リーガ・ポルトガル公式サイトより
右ウイングを主戦場とする左利きの選手で、2024-25シーズンまでポルトガル2部のアカデミコ・デ・ヴィゼウFCでプレーしていた。カットインからの左足シュートと力強いドリブル突破が武器で、キャプテンシーも兼ね備えている選手だ。
マリノスの同じポジションにはヤン・マテウスが君臨している。ただし圧倒的な打開能力と決定力を誇るブラジル人レフティーは引く手あまたの人気銘柄。6月上旬の特別登録期間(ウインドー)で鹿島アントラーズから正式オファーを受けた経緯があり、今回のウインドーでも触手が伸びてくる可能性は高い。ほかにも中東や欧州などの海外クラブから熱視線が注がれ、ここへきて争奪戦の様相を呈している。
フロントは必要戦力として慰留に努めているものの、最終的には本人の意思や移籍金との兼ね合いになる。もしヤンが移籍することになれば右ウイングも絶対に補強しなければならないセクションとして浮上する。そのリスクヘッジとしてマリノスは早くから水面下で交渉を進めてきた。
当初、後釜の筆頭候補に挙がったのは光州FCのヤシル・アサニだった。
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