【RISE】大崎一貴が秒殺KOで“世界5冠王”と世界王座戦開催決定「何が何でも勝ちに行く」(日刊スポーツ)|dメニューニュース

フィリピン人選手を秒殺KOし、次戦は世界戦に臨む大崎一貴

<RISE:エルドラド2025大会>◇29日◇東京・両国国技館

立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)が初めてABEMA PPVによる視聴チケット販売をおこなった「RISEエルドラド2025」を両国国技館で開催。第4試合で第2代RISEスーパーフライ王者大崎一貴(28=OISHI GYM)がアレスター・タグレ(21=フィリピン)を“秒殺”した。

大崎は立ち上がりから左右の強烈なパンチを振るい、開始48秒、強烈な左ボディフックがヒット。苦悶(くもん)の表情のタグレはおなかを押さえながら立ち上げることができなかった。

大崎は試合後のマイクで伊藤隆代表に向かって世界タイトル戦の開催をアピール。同代表はその場で承諾し、5月11日に大崎の地元名古屋で開催される「RISE Fire Ball Nagoya」(ポートメッセなごや第3展示館)で初代RISE世界スーパーフライ級(−53キロ)王座決定戦3分5回無制限延長回「大崎一貴VSコーリー・ニコルソン(オーストラリア)」が行われることが発表された。

“ザ・ナイトメア(悪夢)”の異名を取るニコルソンは世界5冠王(WBCムエタイ世界バンタム級王者、同世界スーパーバンタム級王者、ISKAムエタイルール世界バンタム級王者、WKBF世界52.5キロ級王者、同世界54.5キロ級王者)の実力者。大崎は「肩書もすごいですし、正直、強いなという印象の相手ですね。ですけど、やっぱり地元で、今回名古屋でやらせてもらうというのもありますし、ここまで世界戦を組んでもらうのに、ずっとやってきたので、ここで負けるわけにはいかないです。何が何でも勝ちに行くつもりで、また練習したいなと思います」と意欲を見せた。

<RISEエルドラド2025途中経過>

▼オープニングファイト<1>フェザー級(−57.5キロ)3分3R

○羅粋(TARGET) (KO・1R2分42秒※左フック) ×志水薫(マスタージム)

▼オープニングファイト<2>ウエルター級(−67.5キロ)3分3R

○琉樺(LA GYM JAPAN) (KO・1R1分48秒※顔面への左ヒザ) ×純樹(KSR GYM)

▼オープニングファイト<3>フライ級(−51.5キロ)3分3R

○伊藤琉之助(EX ARES) (判定3−0※30−28×3) ×水野夢斗(TEAM TEPPEN)

▼第1試合 RISEワールドシリーズ2025−61.5キロトーナメント・リザーブマッチ3分3R延長1R

○GUMP(TEAM TEPPEN) (判定2−0※30−29、29−29、29−28) ×細越竜之介(team AKATSUKI)

▼第2試合 OFGマッチ−65キロ契約3分3R

○YURA(ダイアタイガージム) (KO・1R1分53秒※左ジャブダウン1→左フックダウン2→KO) ×山口裕人(道化倶楽部)

▼第3試合 SuperFight!ウエルター級(−67.5キロ)3分3R延長1R

○宇佐美秀メイソン(team VASILEUS) (KO・2回1分41秒※左ストレート、ダウン1→顔面への左ひざ、ダウン2→KO) ×ジェラルド・ヴィーラーデ(フィリピン)

▼第4試合 スーパーフライ級(−53キロ)3分3R延長1R

○大崎一貴(OISHI GYM) (KO・1回48秒※左ボディフック) ×アレスター・タグレ(フィリピン)

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