トランプ大統領、イランとの交渉は2週間が「限度」-対応は明言せず

Gabriella Borter

トランプ米大統領は、イランとの外交的な解決を模索する期間として最長で2週間を容認する考えを示した。ホワイトハウスのレビット報道官は19日、トランプ氏がイランを攻撃するか2週間以内に決定を下すと述べていた。

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  トランプ氏は20日、ニュージャージー州ベッドミンスターに移動後に記者団に対し、「2週間が限度だろう」と語った。ただ2週間の経過後にどのような対応をとるかについては明言しなかった。

  その上で、米国によるイラン攻撃は「必要ないかもしれない」と付け加えた。

  このほかイランは欧州ではなく、米国との対話を望んでいると指摘。イスラエルとイランの紛争に関して、欧州が手助けできることはないだろうと語った。

  トランプ氏はまた、状況次第でイランとイスラエルの停戦を支持する「かもしれない」と発言。戦況に関してはイスラエルはうまくやっているとし、「誰かをやめさせるのは少し難しい」と語った。

原題:Trump Says Two Weeks Is ‘Maximum’ For Iran Negotiations(抜粋)

Trump Says He ‘Might’ Support Ceasefire Between Iran and Israel

Trump Says Iran Wants to Speak to US, Not Europe

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