男子トップスケーター8人の目標は? コラントッテ・イベント詳報
フィギュアスケートで日本男子初の世界選手権2連覇を果たし、昨年5月に現役引退した宇野昌磨さん(27)ら日本の男子スケーター8人が10日、名古屋市内であった医療機器メーカー「コラントッテ」のイベントに登壇した。宇野さんのほか、▽友野一希(第一住建グループ)▽鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)▽山本草太(中京大)▽島田高志郎(木下グループ)▽三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)▽中田璃士(TOKIOインカラミ)――の6選手に加え、プロスケーターとして活動する田中刑事さん(30)も登場した。イベント終了後のやり取りは次の通り(カッコ内は色紙に記した目標=語った理由)。【倉沢仁志】
山本選手「最初は2回転のつもりだったのが……」
<イベントに出演しての感想と、登壇の際にそれぞれユニークなポーズを見せましたが、その狙いについて>
田中刑事さん
(「健康第一 プラス マッチョ化」=1年半ぐらいジムに行っており、もう少し胸筋をつけたい)
今回初めてコラントッテさんのイベントに参加させていただいて、ファンの方とすごい良い距離感でした。これからシーズン入っていくし、プロスケーターとしてはアイスショーにも参加させていただくので、その中でどんどんこういったスケーターとして、人としての良さっていうのをファンの方にも伝えられるっていうのは、すごくありがたいと思う。すごく楽しかったです。登場に関しては、特に僕は考えてなかったです。あとは、こちら(他のスケーターたち)に(笑い)。
三浦佳生選手
(「勝つ!」=とにかく勝ちたいと思っているので)
なかなかこの豪華なメンツでトークショーするということがないので、とても貴重な経験というか。ファンの皆さんといろいろな交流ができて、本当に楽しかったです。登場は、思考停止でやっていたんですけど、侍で刀を抜くというのをやりました。
島田高志郎選手
(「土台作り! 鍛錬あるのみ!」=新しくアイスダンスに挑戦するので、人を担ぐためにとにかくトレーニングに今励んでいる)
普段スポーツに熱中している身としましては、こうして普段応援してくださっている方々と、つながりが目に見える形としてのイベントで本当に感謝したいと思います。自分の登場については、何も考えずに、ただ体の動くままに表現させていただいたという感じです。
友野一希選手
(「極」=大切なシーズン。結果もスケートも全てに後悔のないように過ごせたら良いなと思い)
このイベントに僕も今年も呼んでいただけて、コラントッテさん、そして昌磨くんのつながりでこれだけのメンバーが集まってのトークショーってなかなかないので。すごくあっという間で楽しい時間でした。登場は、僕は自分の(ショートプログラムの)ステップが特徴的で、「イケイケ盆踊り」と呼んでいるんですけど(笑い)。それをやって、側転が入っているので側転もしました。
宇野昌磨さん
(「戦」=場所は違えど戦う意識を持っていろんなことに挑戦したい)
僕は登場は(ただ歩いて登壇するだけで)何もしなかったんですけど、面白いことをやってくださいと言われた上でやる面白いことってハードルだけ上がって、それを超えられることはなかなかないので、僕はちょっと逃げました(笑い)。安全に何もしないと。でもね、みなさんがやってくれたんで、逆に。
それで今回のイベントですけど、毎年本当にコラントッテさんにはすごいお世話になっていて、年々、気軽に。もう僕、普通に裏(楽屋)と変わらないテンションでしゃべっていたんですけど(笑い)。忘年会みたいな感じでやっていましたけど、それを許してくださるので。
こうして、これだけたくさんの選手、スケーターをサポートしてくださる。これからも共に。今度のアイスショー(自身が初プロデュースする)「Ice Brave(アイス・ブレイブ)」も特別協賛に入っていただいている。一緒にこのアイスショーだったり、それ以外のイベントもたくさん作っていければ。引き続き、お楽しみにといった感じです。
山本草太選手
(「攻める!!…