完全無料なのに「これ、純正ナビ!?」トヨタが本気で開発したナビアプリは何がスゴい? 最新版を使ってわかった「400万ダウンロード突破の人気のヒミツ」とは

 トヨタコネクティッドが提供する無料カーナビアプリ「moviLink(モビリンク)」が、2026年6月3日時点で累計400万ダウンロードを突破しました。

 2021年3月のサービス開始から5年余り。数多くのナビアプリが存在するなか、着実にユーザーを増やしてきたことになります。

 モビリンクは、トヨタが長年培ってきたカーナビのノウハウをスマートフォンで利用できるようにしたナビアプリです。利用料は無料で、しかも広告表示もありません。

ディスプレイオーディオを使い、「モビリンク」をCarPlay上で試乗した。車両はBYDの新型軽EV「ラッコ」

 Apple CarPlay(アップルカープレイ)やAndroid Auto(アンドロイドオート)にも対応しており、対応するディスプレイオーディオを搭載していれば、トヨタ車以外でも利用できるのが大きな特徴となっています。

 そこで今回は、iPhoneをApple CarPlayで車載ディスプレイにつなぎ、実際のドライブでモビリンクを試してみました。大画面で使ってみると、スマートフォン単体では気付きにくかった「トヨタ純正ナビに近い使い勝手」が、よりはっきりと見えてきました。

 モビリンクは2026年3月29日にサービス開始5周年を迎えました。その間、ユーザーから寄せられた意見を反映しながらアップデートを重ね、2021年12月にはApple CarPlay、2022年4月にはAndroid Autoへの対応も実現しています。

 2026年に入ってからも機能強化は続いています。

 Ver.3.17.0ではデモ案内の再生速度を選択できるようになり、Ver.3.18.0では電動車への対応を強化。トヨタアカウントにFCEVが紐づいている場合は航続可能範囲を円で確認でき、BEVでは設定したルートに対して充電残量が不足する可能性があると、バナーで知らせる機能が追加されました。

 さらに、交通状況に応じたルートの自動切り替えをON/OFFできるようになったほか、高速道路ではNEXCO東日本管轄エリア全域のSA/PA情報案内にも対応。こうした改良を積み重ねながら、モビリンクは現在も進化を続けているのです。

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会田肇
モータージャーナリスト
1956年、茨城県生まれ。大学卒業後、自動車雑誌の編集部を経てフリーランスに転身。カーナビやカーAV分野を中心に取材・執筆活動をスタートし、現在はインフォテインメントシステム、ADAS(先進運転支援システム)、ITS(高度道路交通システム)など幅広いモビリティ分野を取材対象としている。また、趣味である旅行好きが高じてエアライン関連の取材・執筆も行う。日本自動車ジャーナリスト協会会員。

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