イスラエル、フーシ派支配の港湾都市攻撃 指導者の殺害も警告
イスラエルは16日、紅海沿岸の港湾都市ホデイダとサリフを攻撃した。写真はガザ地区のパレスチナ人との連帯を示すフーシ派支持者たち。同日、イエメン・サナアで撮影(2025年 ロイター/Adel Al Khader)
[アデン 16日 ロイター] - イスラエルは16日、紅海沿岸の港湾都市ホデイダとサリフを攻撃した。イエメンの親イラン武装組織フーシ派傘下のアル・マシラTVが報じた。フーシ派によるイスラエルへのミサイル発射への報復とみられる。
イスラエルは発表で、16日にフーシ派が支配する地域の港湾を攻撃し、甚大な被害を与えたと説明。イスラエル国防相は声明で、フーシ派の指導者アブドルマリク・フーシ氏を追跡し、殺害すると警告した。
同攻撃を巡り、アル・マシラはこれ以上の詳細を明らかにしていない。また、イスラエルからのコメントも今のところ得られていない。
フーシ派は米艦艇への攻撃停止に同意した一方、パレスチナ自治区ガザのパレスチナ人との連帯を示すとの理由から、イスラエルへのミサイル発射を継続。イスラエル軍は14日、イエメンからイスラエル領に向けて発射されたミサイルを迎撃したと発表した。 もっと見る
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