復活Vへ菅沼菜々が首位浮上 ツアー未勝利の仲村果乃も並走
◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 2日目(3日)◇浜野GC(千葉)◇6751yd(パー72)◇晴れ(観衆4625人)
第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われた。3打差17位から出た菅沼菜々が6バーディ「66」で回り、通算7アンダーで首位に浮上した。今季はQTランキング102位の資格で参戦し、3試合プレーして予選落ちが2試合。2023年「マスターズGCレディース」以来のツアー3勝目がかかる。
プロ3年目の23歳、仲村果乃は2打差8位から出て「67」でプレーした。「ずっと予選落ち続きだったので伸ばせたのはうれしい。前週のオープンウィークで友達とプライベートラウンド(京都・日清都カントリークラブ)したときに『66』を出せて。予選通過したくて『(パットを)決めないと、入れないと』っていう気持ちがすごく強かったけど、そういう気持ちはいらないって気付いた」と振り返った。
ツアー初優勝に向けては「あしたは、スコアとか結果より自分の思ったようなプレーができるかを意識したい」と話した。
蛭田みな美が通算6アンダー3位。野澤真央、神谷そら、泉田琴菜が通算5アンダー4位につけた。
2試合連続優勝がかかる佐久間朱莉は4バーディ、3ボギーの「71」で回り、通算3アンダー12位。地元千葉出身のルーキー吉田鈴は「72」でプレーして、同期の青木香奈子らとともに通算イーブンパー34位。
前年覇者の天本ハルカはカットライン上の通算1オーバー46位で最終日に進んだ。
<上位成績> 1T/-7/菅沼菜々、仲村果乃 3/-6/蛭田みな美 4T/-5/野澤真央、神谷そら、泉田琴菜 7T/-4/木村彩子、森田遥、大里桃子、桑木志帆、内田ことこ 12T/-3/佐久間朱莉、高橋彩華、山城奈々、荒木優奈、渡邉彩香、ペ・ソンウ