149キロスピード違反を「世界のトヨタのせい」にして政界引退を表明したれいわ山本太郎氏に告発した元秘書は「ダサすぎる」「交通事故遺族に謝るべきだ」(デイリー新潮)

 7月9日午後4時過ぎ、れいわ新選組は午後6時45分から緊急会見を開くと告知した。  3日、党は、山本代表が昨年10月、東九州自動車道を法定速度69キロオーバーの時速149キロで走行したとして道路交通法違反で検挙されていたことを発表。世間から猛批判を受けていた。政治家としてあるまじき「危険運転」に区分されるスピード超過、罰金9万円の略式命令を受けてから約3カ月経過してからの遅すぎる公表、厳重注意という軽すぎる処分、そしてすぐ表に出て謝罪しようとしなかった山本氏の姿勢に対してである。  定刻になり永田町の貸し会議室で始まった記者会見。冒頭、山本氏は神妙な表情でこう語り出した。 「生き急いでいると言えば山本太郎なんですが、スピード違反という法令違反までして生き急いではならないと。ま、当たり前の話なんですけど、大幅な速度超過を行ったことに関して私自身、反省しております」 「今国会では速度超過に関する法改正が行われました。私たちの政党もこの法案に賛成しております。その政党の代表である私自身が大幅な速度超過をやってしまった。これは言い逃れできるものではありません。申し訳ありませんでした」

 この時点で記者たちは一様に違和感を抱いた。なぜかいきなり「生き急いでいる」とかっこつけながら謝り出したこと。着座しながら頭を下げたこと。さらに驚かされたのは、山本氏が病状が芳しくないことを理由に「私はれいわ新選組代表を辞任します」と言い出し、ここでスピード違反の謝罪を終わらせてしまったことだった。 「山本太郎という過去の遺物が横たわっていてはあってはならない。れいわ新選組イコール山本太郎とされることが多いです」 「代表が常に現場にいられないと停滞しか生まないんじゃないか。そういった自分自身への焦りとの戦いでもありました」 「山本がいなくても回るような体制を取っていかなければならない」  こうした発言と共にいつの間にか、謝罪会見は“勇退会見”にすり替えられていった。  執行部も総辞職するとして、同席した幹部たち一人ひとりに挨拶させたが、この人たちもスピード違反の話には全く触れようとしない。大石晃子共同代表は「疲れた。しばらく休みます」。奥田芙美代共同代表は「自民党と野党は…」といつもの演説。党内きっての“忠臣”として知られる高井崇志副幹事長は「私は山本代表に政治生命を救われた、命も救われたと思っています」と山本代表への溢れんばかりの思いを吐露し始めた。  その後始まった質疑応答で「政界引退ということか?」と問われた山本氏は「あははは」と笑い飛ばしながらこう答えた。 「国会議員はもうやりませんということです。オッケー? 辞めた。もう!」


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 渡邉氏は「彼の会見での発言は、交通事故遺族への冒涜だと思います」と語る。 「これまで殺人にも等しい身勝手な危険運転により、何の落ち度もない方々が命を奪われ、裁判で過失運転と認定されてしまい悔しい思いをされてきたご遺族が大勢いた。危険運転致死傷罪に数値規制を盛り込む改正自動車運転処罰法の成立は、長年戦ってこられたご遺族たちの悲願だったと聞き及んでいます。その法案成立の1週間後、あろうことか元国会議員が新基準では危険運転に該当する69キロオーバーで検挙されていたことが報道された。そして、国政政党が厳重処分という軽い処分で済まそうとした。ご遺族たちはどんな思いでニュースを見ていたことでしょうか。今後、国会議員に危険運転に該当するような速度超過が発覚したならば、即刻、辞職すべきです。山本氏は今すぐ発言を撤回し、交通事故遺族に謝罪すべきです」  渡邉氏はそばにいながら山本氏の暴走行為を止められなかったことについての悔いも語る。 「この人なら日本を変えてくれると信じ、妄信的になっていた自分を恥じています。今は、彼がよく語ってきた“誰一人取り残さない”という言葉が空々しく聞こえます」  関連記事【「根っからのイラチで譲り合いの精神は皆無です」元秘書が証言 れいわ・山本太郎代表が被災地視察帰りの高速で繰り広げた「恐怖のカーチェイス」 いまだ「オービス検知」の謝罪なし】では、日頃から行なっていた山本氏の“危険運転”について渡邉氏が詳細に証言している。

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