米保守活動家チャーリー・カーク氏暗殺事件の容疑者、Steamアカウントも調査される。2,000時間以上プレイしていたゲームも
2025年9月18日、米Bloombergは米保守活動家チャーリー・カーク氏暗殺事件の実行犯とされるタイラー・ロビンソン容疑者のゲーム履歴をシークレットサービスが調査したと報じました。
犯罪との因果関係は不明ながら、容疑者がかなりのゲーマーであったことは間違いなさそう
海外メディアPCGamerは米Bloombergの記事を基に詳細を報じており、ロビンソン容疑者のSteamアカウントが11年前に作られていること、総ゲームプレイ時間は5,000時間近くにのぼることが記されています。
事件で未使用の弾薬に関連コマンドが刻まれていたという『HELLDIVERS 2』については、容疑者は399時間プレイしていたとのことです。
また、容疑者はSteam総プレイ時間の半分近い2,148時間を費やしていたゲームもあったことも報じられており、米Bloombergは容疑者が投稿したとされるSteamユーザーレビューから"If you play alone, you will die alone."(一人でプレイすれば、一人で死ぬことになる)という一文を引用しています。
PCGamerは「報告されている活動には、過激な行動に合理的に結び付けられる『決定的な証拠』はない」「容疑者のプレイしていたゲームはほとんどが協力プレイゲームであり、容疑者を不満を抱えた孤独な人物と解釈することも難しい」と報じています。
ゲームが凶悪犯罪の引き金になったと解釈するにはあまりに強引ではありますが、犯罪に関わるとSteamのプレイ履歴を全世界に晒されるという前例がまたひとつできたことは、一部のゲーマーにとっては恐ろしい措置かもしれません。
※UPDATE(2025/09/19 16:25):本文内容を調整しました。
《ライター:ずんこ。,編集:Akira Horie》