特別登録期間にどのような動きを見せるべきか。 センターバック獲得への画策は確実にあるが…… [特別登録期間について]
にわかに盛り上がりを見せているのが、この夏に特別措置として設定されている第3の登録期間(ウインドー)の影響である。
浦和レッズがクラブW杯に出場することから、Jリーグでも通常の第1登録期間(2025年1月20日~3月26日)および第2登録期間(2025年7月7日~8月20日)に加え、特別登録期間が設置され、6月1日~10日まで全クラブの選手登録が可能となっている。
すでに選手獲得を発表しているクラブが多数あり、市場は活発に動いている。欧州のシーズンが終わったタイミングでもあり、再びJリーグに活躍の場を求める選手もいるだろう。彼らにとっては普段なら7月以降に登録→出場の運びとなるが、今年に関しては6月の代表ウィークが明ければすぐに出場が可能になる。まとまったオフを満喫できないというデメリットはあるものの、公式戦に飢えている選手にとっては好都合のはず。
さて、マリノスである。
結論から述べると、ここまでの動きは各所の動向を見極めながら慎重なものになっている。最下位に低迷しているリーグ成績も無関係ではなく、低調なチーム状態が次への動きを鈍くしている。さらに言えば、不確定要素が多いため動くに動けない側面もある。
チーム状況と編成から考えた時に、センターバックの補強は懸案事項として協議されている。
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