「楽しんで優勝争い」岩井千怜が1打差2位で最終日へ 勝みなみ23位

◇米国女子◇リビエラマヤオープン 3日目(24日)◇マヤコバ エル カマレオンコース (メキシコ)◇6583yd(パー72)

岩井千怜が米女子ツアー初優勝の期待を膨らませて最終日を迎える。2アンダー10位スタートから4バーディ、ボギーなしの「68」をマークして通算6アンダー。首位で同じルーキーのジェニー・ベーに1打差の2位で3日目を終えた。

ティショットをピンそば1mにつけた4番(パー3)から2連続バーディが先行。その後は「惜しいバーディパットがいくつかありましたけど、外してもガマンのプレーができて良かった」とパーが並んでも気落ちしなかった。「頑張って耐えて良かった。ごほうびが来た」と振り返ったのが上がりの17番、18番(パー5)。いずれもラフからのアプローチを寄せて2連続バーディで締めくくった。

今季は日本ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で優勝。初年度の米ツアーではトップ10入りがまだなく、4月の「JMイーグルLA選手権」の11位が最高位。「焦らずにガマンをしていく人が結果的に上に行くと思う。あしたも楽しんで、優勝争いを頑張ります」と意気込んだ。

岩井千と同じ6アンダー2位にジャン・ヤーホイ(中国)。ガブリエラ・ラッフルズ(オーストラリア)が5アンダーの4位に続いた。

同じ31位から出た2人の日本勢はともに出入りの激しい展開。勝みなみは5バーディ、3ボギーの「70」で1アンダー23位に上がった。岩井明愛は7バーディ、1ボギー1ダブルボギー1トリプルボギーの「71」でイーブンパー31位。

カットライン上の62位で予選を通過した吉田優利は「74」と落として6オーバー60位となった。

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