佐々木朗希 ドジャース救援陣の救世主となれるか!?「今の方が新鮮。任されたところで全力を尽くすだけ」

佐々木朗希 PHOTO:Getty Images

ドジャースの佐々木朗希投手(23)が、ナショナルリーグ・ディビジョン(地区)シリーズ(NLDS)を前に会見に臨み、メジャー1年目で迎えるポストシーズンへの思いを語った。

ワイルドカードシリーズ・レッズ戦では9回を無失点に抑える好投。最速101.4マイル(約163キロ)を記録し、完全復活を印象づけた。

会見では、リリーフ転向で感じた難しさ、リハビリ期間を支えてくれた人たちへの感謝、そしてメジャー1年目での成長について率直な言葉を残した。

佐々木朗希 試合前会見(一問一答)

----レッズ戦の9回を抑えてチームに貢献しました。自身の思いは?

ポストシーズンも初めての経験でしたけど、9回を投げることができて、自分としてもすごく良かったと思います。自信にもなったので、次のシリーズで生きてくると思います。

----100マイルを投げて自信を得た部分は? 大谷選手からの言葉は?

100マイル投げられて、自分の出せるパフォーマンスが出せるようになってきました。球速だけじゃなくて、コントロールや変化球も自分の思うように投げられるようになってきて、自信を持って試合に挑めています。大谷さんからは"早く投げんかい"くらいしか言われてないです(笑)。

----リリーフで投げる面白さと難しさは?

中継ぎは準備の難しさを感じますね。シーズン中は先発だったので、短期間で投げるリズムに慣れるのは大変です。でも毎試合、チームの力になれる面白さがあります。

----シーズンとポストシーズンでの違いは?

そこまで大きな違いは感じていませんが、中継ぎとして投げる今の方が新鮮ですね。

----腕の角度を変えた難しさについて

肩の影響もあって、最初の方は自分らしくない角度でした。でもトレーニングを重ねて、今は自然に投げられるようになっています。

----メジャー1年目で感じた難しさや学びは?

日程や移動の違いは大きいですし、試合以外の部分で難しさを感じました。春先は思うようなパフォーマンスが出せなかったですけど、今はポストシーズンで良い感覚を取り戻せています。それが一番の収穫です。

----リハビリの過程で"今季はもう投げられないかも"という不安は?

もちろんありました。完璧な状態で戻りたいと思っていたので、時間はかかりました。でもトレーナーやコーチなど、多くの方に支えてもらって、今こうして投げられているのは本当に感謝しています。

----ポストシーズンでの役割に対して意識していることは?

投げる場面は自分では決められないので、任されたところで全力を尽くすだけです。

----熱狂的なフィリーズファンの印象は?

すごく熱狂的ですし、ドジャースタジアムとはまた違う雰囲気ですね。こういう環境で経験できるのは貴重ですし、自信にもつながります。

----ベンチから見て学んだことは?

横からだと球種やコースは分かりづらいですが、一流選手の体の使い方などを意識して見るようにしています。

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