高校野球:選抜4強の浦和実は富士見と初戦、春優勝の浦和学院と同じブロックに…高校野球埼玉大会組み合わせ : 読売新聞

 第107回全国高校野球選手権埼玉大会の組み合わせ抽選会が18日、さいたま市大宮区のソニックシティで行われた。153校、139チーム(うち4チームは連合)が出場し、7月9日に本庄―浦和東(県営大宮球場)で開幕する。優勝校は8月5日から甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催される全国大会に出場する。

開幕戦で戦う本庄の今井主将(左)と浦和東の本多主将(18日、さいたま市大宮区で)

 開幕試合に出場する本庄の今井塁主将は「数週間前から引くような気がしていた」と話し、浦和東の本多 凌羽(りょう) 主将は「開幕試合に恥じない熱い試合をしたい」と闘志を燃やしていた。

 春の選抜高校野球大会で4強の浦和実と、その後の県大会で優勝した浦和学院は同じブロックになった。互いに勝ち上がれば4回戦で激突する。浦和学院の西田瞬主将は「昨秋負けているのでリベンジしたい。目標は全国制覇」と力を込めた。浦和実の小野蓮主将も「大会序盤でやり合えるのは楽しみ。もう一度甲子園に行く」と決意を示した。

選手宣誓は坂戸西の金子陽樹主将

 大会回数と同じ107番を引き、選手宣誓を行う坂戸西の金子 陽樹(はるき) 主将は「自分が引くと思っていなかったが、覚悟は決まってきた」と表情を引き締めた。

 大会初日は、出場全チームによる開会式が県営大宮球場で行われる。開会式と開幕試合は入場無料。

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