《初孫誕生の水谷豊》趣里を支え続ける背景に“前妻との過去”「やってしまったことをつべこべ言うなど…」妻・伊藤蘭との愛貫き約40年(NEWSポストセブン)|dメニューニュース
ボーイズグループ「BE:FIRST」のRYOKIこと三山凌輝(26)と結婚した女優・趣里(35)が9月26日、第1子出産を報告。父親の水谷豊(73)も同日に〈趣里、凌輝おめでとう!これで去年から始まった我々の食事会が、一人増えてますます賑やかになるね。2人に感謝!〉と祝福のコメントを発表した。
趣里と三山との関係をめぐっては、険しい道のりが続いていた。今年4月、三山が過去に交際していた女性YouTuberから1億円以上を貢がせていたことが『週刊文春』に報じられて以降、水谷と妻の伊藤蘭(70)、そして趣里の3人で"家族会議"が行われていたという。芸能プロ関係者が明かす。
「本来であれば今年5月にも婚約を発表する方向で調整していたようですが、一連の騒動を受けて、趣里さんと三山さん双方の関係者が話し合い、しばらく交際を伏せることになったそうです。しかし、8月に入ってもなかなか発表がなかった。
しかし趣里さんはすでに妊娠していて、家族としても母となろうとしている愛娘の姿に完全には反対しきれなかった。最終的には豊さんも趣里さんの背中をそっと押したのでしょう」
話し合いを経て、8月29日、趣里と三山は結婚を正式に発表。それから約1か月ほどで、第1子出産を報告することになった。水谷が趣里の背中を押した背景には、彼自身の過去も関わっているのかもしれない。前出の芸能関係者が語る。
9月中旬、東京・六本木の高級イタリアンから出てきた水谷豊、妻・伊藤蘭、娘・趣里(2019年)
「芸能界きってのおしどり夫婦として知られていますが、水谷さんにとって、蘭さんは2番目の妻です。1982年に元ハリウッド女優のミッキー・マッケンジーと結婚するも1986年に離婚が成立しましたが、当時、蘭さんとの熱愛が取り沙汰されたのは、ミッキーとの婚姻関係が続いている時期でした。
日本とアメリカという遠距離である以上、離婚するにも一苦労だったのかもしれません。水谷さんは自らアメリカに出向き、ミッキーさんの母に離婚報告をしています。
もともと結婚願望がなかったという蘭さんと結ばれてから、水谷さんは一途に愛し続けました。蘭さんが還暦を迎えた際には、誕生日に指輪をプレゼントしたといいます。自分の愛を貫き、選んだ道を正解にした過去があるからこそ、水谷さんは、趣里さんの選択を全力でサポートしたくなったのかもしれません」
父と娘の「強い絆」
一連の騒動や妊娠・出産もあり、趣里は現在、活動休止状態にある。復帰にあたって、水谷が一役買いそうだ。あるテレビ局関係者が証言する。
「水谷さんがメガホンを撮る映画で、初めての"父娘共演"をするというのです。この映画のプロモーションが、趣里さんにとって出産後初の公の場となるかもしれません。舞台挨拶などでは、待望のベビーを迎えた生活について、父娘ふたりで語ってくれる可能性もあります」
この映画については、水谷の所属事務所もNEWSポストセブンの取材に「来年に公開予定で、すでに撮影が済んでおります」と認めている。
なお、2023年に出版された『水谷豊 自伝』(新潮社)は、"役者・水谷豊の決め台詞"として、水谷の以下のようなメッセージで締めくくられている。
〈さぁさぁさぁさぁ! この期に及んで、やってしまったことをつべこべ言うなどみっともねぇ、手前が決められるわけじゃあなし、潔く吉と出るか凶と出るか、首を洗って大人しく待っていやがれぇ!〉
娘の選択、そして新たな門出にも、この"やってしまったことをつべこべ言うなどみっともねぇ"精神で臨んだのかもしれない。