『ブルアカ』『学マス』など人気作多数!ワンフェス2025[夏]企業&一般ディーラーのゲーム系立体物フォトレポ

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7月27日に幕張メッセで開催された世界最大級の造形・フィギュアの祭典である「ワンダーフェスティバル2025[夏]」。昨年に引き続き今回も現地を取材し、会場で可能な限り探して見つけて気になったゲーム系ジャンルに属するプラモデルやフィギュアなどを企業と一般ディーラー作品共にフォトレポート形式でお伝えします。

今回のワンフェス2025[夏]では、事前に会場の暑さ対策に力を入れたと告知しており、入場までの待機導線を見直すだけでなく冷却パックを配布した他、各ホール間の連絡通路に幕を設け冷気が極力漏れないようにする施策などが行われていました。

加えて、一部ホールには小さいながらも自販機併設の休憩所が備えられていることが嬉しいものでした。体感でホール端に座り込む人が減り、スムーズに動けるだけでなく、少し座って呼吸と身だしなみを整えることが「新たなネタを探してみよう」という気持ちを最後まで持続させてくれたのです。

この小さい休憩コーナーがとても有効だった。こういったものは、どのイベントでも小さくても欲しいと思える。

また、企業ブースにおいてコトブキヤやグッドスマイルカンパニーが大型ブースを出展していない寂しさは変わりありませんでしたが、比較的スペースに余裕があったことで、人が多くも移動しやすいのというのもありました。これらの施策のおかげか、昨年夏より比較的快適で多くの作品を探す事ができました(気温も、昨年開催日は最高35.7度、今年は最高32.4度という違いもあるかもしれない)。

ワンフェスはTGSの前哨戦に近い部分もあるため、ここまでの暑さ対策と会場移動の快適性が向上すればイベントがもっと楽しくなる。そんなことを思い起こさせてくれる内容でした。なお、今回レポートでは記事の内容が長大となることから1ページ目を企業、2ページ目を一般ディーラー作品と分けて掲載しました。

企業ブース編

前述の通りバンダイが大型ブースを出典していないことから、会場におけるスペースに余裕がありました。展示されていた立体物の傾向を見ると『ブルーアーカイブ』や『アズールレーン』、『勝利の女神: NIKKE』に続き『学園アイドルマスター』が数多く、人気作であることをここでも実感します。

一方で『ストリートファイター6』だけでなく『DEAD OR ALIVE 6』や『餓狼伝説 City of the Wolves』、『KOF15』などの原型展示や告知もあったことから、格ゲージャンルに対する人気が立体化方面でも少し現れたようにも思えました。

海洋堂

DOLK

ユニオンクリエイティブ

『魂斗羅 オペレーション ガルガ』のビル・ライザーとランス・ビーン

ピーエムオフィスエー

52toys

タイトー

モデルスクワッド

モデルスクワッドの代表によると、『R-TYPE』関連のカプセルフィギュアを製作したのは、これまで作ってきたガレージキットだけでなく、より広い層へ進出するための一環であるとのこと。また過去にSTG系のカプセルフィギュアが他社から出ていたものの、シリーズが途絶えてしまっていることから自分達でリリースしようという想いもあったという。また、この広い層へ進出するもう一つの一環として、オリジナルのプラモデルブランドのプラミアも出展されていた。

コーエーテクモ

ブースには7月31日発売の『NINJA GAIDEN: Ragebound』映像も展示

あみあみブース

あみあみブースは、バンダイやコトブキヤなど多数のプラモデル/フィギュアメーカーの新製品が展示。

WAVE

ライター:G.Suzuki,編集:Akira Horie》

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