今日の株式見通し=底堅い、円安が支え 米ハイテク株安は重し

[東京 2日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、底堅い動きが予想されている。次期連邦準備理事会(FRB)議長にケビン・ウォーシュ元理事が指名されたことを受けて為替相場ではドル/円が円安方向に振れており、輸出関連株を中心に買いが入りそうだ。一方、前週末の米国株市場ではハイテク株が軟調で、半導体株などの重しになるとみられている。

日経平均の予想レンジは5万3100円─5万3600円。

日経平均は、円安を支えに底堅い展開が予想されている。足元のドルは155円台前半での推移で、前週末1月30日の午後3時時点に比べて1円以上円安が進んでいる。市場では「自動車など輸出株に買いが入りそうだ」(三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケットストラテジスト、市川雅浩氏)との声が聞かれる。

一方、前週末の米市場ではフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が3%超安と大幅に下落しており、東京市場でもハイテク株に売りが出た場合は上値を抑制しそうだという。

ただ、「衆院選を控えて手掛けにくさもあり、基本的には横ばい圏での動きとなるのではないか」(市川氏)という。

主なスケジュールでは、国内では村田製作所(6981.T), opens new tab、みずほフィナンシャルグループ(8411.T), opens new tabなどが決算発表を行う。海外では、米国で1月ISM製造業景況指数が発表される予定。
前週末の米国株市場では、主要3指数がそろって下落した。トランプ大統領がFRBの次期議長にウォーシュ氏を指名したことについて、市場でタカ派寄りの選択と受け止められる中、ダウ工業株30種(.DJI), opens new tabは179ドル下落して終了した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

関連記事: