『エターナルズ』クロエ・ジャオ監督、講談社とハリウッドにスタジオ設立 日本の漫画や小説を実写映像化へ
映画『ノマドランド』『エターナルズ』で知られるクロエ・ジャオ監督が4日、講談社で行われた「Kodansha Studios 設立発表会見」に出席し、出版社である講談社とプロデューサーのニコラス・ゴンダと共に、ハリウッドを拠点にした新スタジオ「Kodansha Studios」を設立することを発表した。クロエ監督は「とてもワクワクして嬉しいです」と目を輝かせた。会見には、講談社代表取締役社長・野間省伸も来場した。
【動画】戯曲「ハムレット」誕生の裏側…クロエ・ジャオ最新作『ハムネット』予告編
「Kodansha Studios」は、第93回アカデミー賞作品賞などに輝いた『ノマドランド』で監督・脚本・編集・製作を務めたクロエ監督が、最高クリエイティブ責任者として、企画やクリエイティブを統括し、最新作『ハムネット』(2026年春公開予定)でもタッグを組んだニコラスが最高執行責任者(COO)を務める。講談社専務取締役の森田浩章が最高経営責任者(CEO)に就任し、日本で出版された多種多様な漫画や小説を海外実写映像化およびグローバル展開していく。
ADVERTISEMENTクロエ監督は「今回のことはとてもワクワクして嬉しい機会です」と手を振り笑顔を見せると「私は子供のころから、深く日本の漫画やアニメを愛しています。本当にこのような機会をいただけたことは光栄です」と目を輝かせる。
野間社長は、今回のプロジェクトについて「我々はさまざまな物語を作ってきました。いま海外で日本のエンターテインメントが人気。ハリウッドや海外から実写映画の企画をいろいろいただきます。でもそれをクリアしていくためには、課題も多かった。今までは原作権を海外に渡して、そちらにお任せだったのです。今回我々が企画会社を立ち上げ、日本のIPやクリエイターを世界に広げていきたい。コラボして化学反応を起こしていきたいのです」と語る。
その際、クロエ監督に託したことについて、野間社長は「2年半ぐらい前にハリウッドで初めてクロエに会いました。彼女はアジア人唯一のアカデミー賞受賞監督で、日本の漫画が大好きなことを存じ上げていました。お会いして話すと、本当に彼女は漫画が好きなのです。この方なら実写もアニメも作ることが出来ると思ったのです」と語る。それを聞いたクロエ監督は「私は東と西の文化の懸け橋になりたいと、子供のころからずっと思っていました。異文化同士が理解して素晴らしい作品を作りたい」と意気込みを語る。
ADVERTISEMENTさらにクロエ監督は「私にとって日本の漫画は、自分の骨と血と肉を作ったと言えます。漫画だけではありません。小説、アニメ、同人誌といった全てに影響を受けました。私は孤独な子供でした。ですから、漫画の中のキャラクターが友達だったのですね。それは私だけではなく、世界の多くの人に共通する思いだと思います。ですから、漫画のシリーズが1年続いていく間、私もその漫画のキャラクターと一緒に成長していったという印象です」と思いを語ると、「もともとは漫画家を目指していたのです。ただ絵を描くのがあまり上手くなかったということで断念しました。ですが、子供の頃から漫画を通して人間の描き方を学びました」と自身の創作に大きな影響があったことを述べていた。(磯部正和)
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先週末(10月31日~11月2日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ホラー映画『ブラックフォン 2』が興行収入832万3,210ドル(約12億円)を上げ、公開3週目にして首位に再浮上した。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
新作の公開がなく、金曜の書き入れ時がハロウィーンと重なったことや、週末にかけてのMLBワールドシリーズの開催で映画館から人々の足が遠のいた先週末。総興収はわずか5,643万220ドル(約85億円)で、低調になりがちなハロウィーンの週末においても記録的な低さとなってしまった。
ADVERTISEMENT先週首位デビューを果たした『チェンソーマン レゼ篇』は2ランクダウンで3位、ハロウィーンに合わせて再び限定公開されたNetflixのアニメーション映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は4位だった。
そのほか、エマ・ストーン主演、監督ヨルゴス・ランティモスで韓国映画『地球を守れ!』をリメイクした『ブゴニア(原題) / Bugonia』が拡大公開となり、13位から5位にジャンプアップ。公開40周年を記念して再上映された『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が6位、モンスターコメディー・アニメーション『スティッチ・ヘッド(原題) / Stitch Head』が9位に入った。(編集部・市川遥)
10月31日~11月2日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。 1(3)『ブラックフォン 2』 2(2)『リグレッティング・ユー(原題) / Regretting You』 3(1)『チェンソーマン レゼ篇』 4(-)『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』 5(13)『ブゴニア(原題) / Bugonia』 6(初・再上映)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
7(4)『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』
8(5)『トロン:アレス』 9(初)『スティッチ・ヘッド(原題) / Stitch Head』10(6)『グッド・フォーチュン(原題) / Good Fortune』
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俳優のムロツヨシが4日、ホテル椿山荘東京で行われた映画『新解釈・幕末伝』(12月19日公開)の新解釈決起会見に佐藤二朗、山田孝之、広瀬アリスと出席し、同日開催のベストジーニスト授賞式への恨み節が止まらなかった。
「ペリー来航」「尊王攘夷」「新撰組」「薩長同盟」など、多くの革命的な出来事が起こった時代・幕末を、コメディー界のヒットメーカー・福田雄一監督が超豪華キャストを迎え、史実にのっとりながら“新たな解釈”で実写映画化した本作。革命の志士・坂本龍馬をムロ、幕末の英雄・西郷隆盛を佐藤、二人と共に時代を変えた桂小五郎を山田、坂本の妻・おりょうを広瀬が演じている。
ADVERTISEMENTムロは空席が目立つ会場の報道陣に向かって、「裏でベストジーニスト賞やっているんですよね。だから各(テレビ)局1名ずつ来てくれています。でも、もう一名はベストジーニストに行っていますから。でも、これだけの人数……」とまくし立てると、佐藤から「やかましいわ!」と制止され、山田からも「呼ばれないよ。そんな短い足で」とツッコみを受ける。
さらに、マスコミとの質疑応答のコーナーで誰も手を挙げずにいると、ムロは「お願いしますよ。思い付きましょうよ。皆さんプロなんですから。ベストジーニストに意識持っていかれないで」と懇願。佐藤も「サクラでもいいから」と呼び掛け、「それ以上、ベストジーニストって言うと、ネットニュースが全部ベストジーニストになる」と危惧。ついには広瀬までもが「できれば、わたしもベストジーニスト取りたかったです」とポロリ。別イベントの話で会場は盛り上がった。
福田監督の記念すべき劇場公開映画20作目にして初のダブル主演を務めたムロと佐藤。二人とも福田映画への参加は本作で19作目となる。ムロはコロナ禍の自粛期間中に「福田組を背負う側になりたい」と決意し、自粛期間明けに福田監督に「僕に一つ作品を背負わせてくれませんか?」と直談判。福田監督からは「そろそろ出来るね。やろう。でも、できたら二朗さんと一緒にやってほしい。それが僕のやりたいこと」と伝えらたため、ムロは翌日に佐藤にお願いをしに行ったそうで、本作の制作を「感慨深い。やりがいを感じております」としみじみと語った。
ADVERTISEMENT佐藤は、福田監督について「どんなに努力しようと、あえて“テキトー感”を出していたけど、今回は『ギャグ映画ではなく喜劇なので、熱い思いを持って汗かいて作りました』と言うつもりだと言っていて、僕はそれが腑に落ちるというか、今までの福田組の新境地」とアピール。
また、台本38ページ分、時間にして35分間の坂本、西郷、桂の会話シーンにも言及。山田は「すごい緊張感でしたね。すっごい集中してピリピリしていましたね。福田監督から『読み合わせ禁止』というのがあったので」と吐露。佐藤は「必死になって笑いを取っていると今まで言わなかったけど、(本作では)一生懸命、3人で笑いを紡ぎ出している。引くくらいの長いシーンですけど、大きな見どころの一つとして見ていただきたい」と期待をあおった。(錦怜那)
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女優の広瀬アリスが4日、ホテル椿山荘東京で行われた福田雄一監督の最新映画『新解釈・幕末伝』(12月19日公開)の新解釈決起会見に出席し、初の福田組での撮影を振り返った。ダブル主演を務めたムロツヨシと佐藤二朗、共演の山田孝之も来場した。
【画像】山田孝之は衝撃のひげ面&広瀬アリスはしっとり着物姿で登場!
「ペリー来航」「尊王攘夷」「新撰組」「薩長同盟」など多くの革命的な出来事が起こった時代・幕末を、コメディー界のヒットメーカー・福田監督が超豪華キャストを迎え、史実にのっとりながら“新たな解釈”で実写映画化した本作。革命の志士・坂本龍馬をムロ、幕末の英雄・西郷隆盛を佐藤、二人と共に時代を変えた桂小五郎を山田、坂本の妻・おりょうを広瀬が演じている。
ADVERTISEMENT広瀬について、ムロは「今回の主役と言っても過言ではございません。驚きました。ホームのような感じで演じていただきました」と目を丸くし、佐藤も「福田組に初めて参加する方は緊張なさる方もいるけど、20年ぐらい福田組にいるかのごとく」と共演の感想を語る。
広瀬は「台本を読ませていただいて、これをノリノリでやるのはわたしぐらいだなと思ったので、おりょうを演じることはとても楽しみでした」とにっこり。また、おりょうにモザイクがかかるシーンについて、ムロは「モザイクの中は全身タイツなんですね。ピッとした全身タイツを堂々と着て、役者が待つ場所で堂々と(座っていた)。あれは素晴らしいですね。わたしたち着物で、全身タイツ一人、違和感しかない人があんなに堂々といられるんだ。頼もしいなと思いましたね」としみじみ。広瀬は「あの時初めて、周りの方のほうが気を遣うんだと気づきました。全身タイツは2回目。特に恥ずかしくはなかった」とサラリと話して会場の笑いを誘った。
「『幕末伝』を撮るまで、重めの恋愛ドラマを撮っていて、結構苦しいシーンとかシリアスなシーンが多かった」という広瀬は、「このモヤモヤを発散させるかのようにおりょうを演じました。福田さんには『おりょうはふざけられる人を選んだと思っています』と言っていただいたので、クランクイン前に肩をぶん回して来ました」とも打ち明ける。ムロが「ラブストーリーにはないキレ散らかし方。しかもイキイキしているんです」と明かすと、広瀬は「御三方は濃密な期間を過ごされたと思いますが、わたしはジャブの3日間だったんで。わりと軽めの3日間」と楽しそうにぶっちゃけた。
福田組に参加して驚いたことを問われる場面もあり、広瀬は「本番までにほとんどテストがないこと。1回段取りをやって、もう撮っていきましょうとなるので、やる側としては緊張感があるんですよ。鮮度を大事にしているのもわかっているので、役者側にプレッシャーがかかるなと思いました」と返答しつつ、「でも、とてもいい緊張感でやれたと思います」と充実した表情をのぞかせていた。(錦怜那)
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呉勝浩のベストセラー小説を山田裕貴主演で実写化した映画『爆弾』が、公開4日間(10月31日~11月3日)で観客動員37万9,013人、興行収入5億2,045万円を突破する好調なスタートを切った(※配給調べ)。都内で起きた連続爆破事件を追う刑事たちと、爆破を予告する謎の男との攻防戦を描く本作は、先読み不可能な展開も話題だが、なかでもキーパーソンとなる“スズキタゴサク”にふんした佐藤二朗の怪演が注目を浴びている。
物語の幕開けは、酔った勢いで自販機と店員に暴行を働いた一人の中年男が警察に連行されたこと。時を同じくして、都内で爆破事件が勃発。正体不明の中年男は自らを「スズキタゴサク」と名乗り、都内に仕掛けられた爆弾を予告できるといい、その言葉通り秋葉原での爆破を皮切りに一時間おきに3回爆発すると予知していく。そして、刑事たちの問いかけをのらりくらりとかわしつつ、なぜか“クイズ”を出し始める。やがて一見、支離滅裂に思われた男の発言の数々が、捜査をかく乱していく。監督は『帝一の國』『キャラクター』『恋は雨上がりのように』などの永井聡。
ADVERTISEMENT佐藤演じるタゴサクは、名前以外のすべての記憶を失っているといい、爆破事件にパニックに陥る刑事たちに、霊感で“協力”できると申し出る。彼は言うなら“人たらし”で尻尾を出さず、野方署の等々力(染谷将太)、警視庁捜査一課・強行犯捜査係の清宮(渡部篤郎)、そして主人公で清宮の部下である類家(山田裕貴)らを翻弄。彼らと同様、観客たちも彼の手のひらの上で転がされることとなり、SNSでは「予想を超える面白さ」に興奮の声が寄せられている。
なかでも話題を呼んでいるのが得体のしれない“スズキタゴサク”を演じた佐藤二朗の演技。「勇者ヨシヒコ」シリーズや映画『50回目のファーストキス』など福田雄一作品の常連でもあるが、『さがす』(2021)や『あんのこと』(2023)など映画賞を席巻したシリアスな作品での評価も高く、そのふり幅が特徴。本作でも最後の最後まで刑事たちを、観客を揺さぶり続ける“バケモノ”のような男をひょうひょうと演じ、タゴサク役は佐藤二朗以外に考えられないとの声が続出。
佐藤のあまりのハマりぶりに「佐藤二朗の怪演にゾクゾクしっぱなし」「恐怖を感じたし、凄みも感じた」「底なしの表現力に圧倒された」「タゴサクのキャスティング完璧だな」「ハマり役すぎ!」「タゴサクさんの言葉がグサグサ刺さった」と度肝を抜かれる人が後を絶たない。
ADVERTISEMENTなお、佐藤はシネマトゥデイのインタビューで、ビジュアル面では「丸坊主で十円ハゲ」「メタボや小太り」を意識したといい、染谷将太、渡部篤郎、山田裕貴らとセッションすることで「独り占めにできる」との喜びをコメント。撮影中に帰宅してから晩酌しながら妻に「夢のように楽しい」と話していたという。
タゴサクと同じく“読めない”交渉人を演じた山田の評価も高く、二人の対決は「瞬き忘れるぐらい圧巻」など話題沸騰。映画を見た後に原作を読み始める人も多く、今年最大のヒット作となった『国宝』のような口コミ効果も期待できそうだ。(石川友里恵)
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10月31日から11月2日までの週末映画動員ランキングが、11月4日に興行通信社より発表され、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』が週末3日間で動員29万4,000人、興収4億4,100万円と前週を上回る成績をあげ、7週連続で首位をキープした。11月3日(月・祝)を含む累計成績は動員521万人、興収79億円を突破した。
【画像】近すぎ…!劇場版『チェンソーマン レゼ篇』デンジ&レゼの“超親密カット”
2位には初登場となる『爆弾』がランクイン。山田裕貴主演のミステリー作品で、都内に仕掛けられた爆弾の爆発を予告する男と、爆弾のありかを聞き出そうとする刑事たちの攻防を描く。初日から3日間で動員27万1,000人、興収3億7,100万円を記録し、祝日を含む公開4日間の成績は動員37万9,000人、興収5億2,000万円となっている。3位も初登場の『てっぺんの向こうにあなたがいる』。吉永小百合が女性としてエベレスト初登頂を成し遂げた登山家を演じ、家族との衝突や登山仲間との別れ、病との戦いを乗り越えながら山に登り続ける姿を描く。初日から3日間で動員16万4,000人、興収1億8,900万円をあげ、祝日を含む公開4日間の成績は動員19万4,000人、興収2億2,800万円となった。
ADVERTISEMENTこのほか新作では、すみっこに集まりがちなキャラクター“すみっコ”たちの物語を描いたアニメシリーズの第4弾『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』が4位に、森崎ウィンと向井康二(Snow Man)がダブル主演を務める日タイ合作のボーイズラブストーリー『(LOVE SONG)』が7位、坂口健太郎主演で柚月裕子の同名小説を実写化した映画『盤上の向日葵』が9位、グローバルボーイズグループ・INIのデビューからの4年間を追ったドキュメンタリー『INI THE MOVIE『I Need I』』が10位にランクインした。
今週末は、銀河の狩人プレデターを初めて主人公として描く『プレデター』シリーズの新章『プレデター:バッドランド』や、三宅唱監督の最新作で、ロカルノ国際映画祭の最高賞と審査員賞を受賞した『旅と日々』、アニメシリーズ『呪術廻戦』から、「渋谷事変」の特別編集版と「死滅回游」の第1・2話で構成された『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』などが公開される。(加賀美光希)
2025年10月31日~11月2日の全国映画動員ランキングトップ10
1(1)劇場版『チェンソーマン レゼ篇』 2(NEW)『爆弾』 3(NEW)『てっぺんの向こうにあなたがいる』 4(NEW)『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』
5(3)『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』
6(2)『秒速5センチメートル』 7(NEW)『(LOVE SONG)』8(4)『もののけ姫』4Kデジタルリマスター
9(NEW)『盤上の向日葵』10(NEW)『INI THE MOVIE『I Need I』』
※()内は先週の順位/興行通信社調べ
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岩田剛典が4日、第38回東京国際映画祭(開催中)の「コンペティション部門」出品作品『金髪』(11月21日全国公開)の舞台あいさつに登壇。国際映画祭の場とあって、海外の観客に向けて通訳者に軽く言ったジョークまで英訳され、「恥ずかしいよ」と照れ笑いを浮かべた。この日は、白鳥玉季、山田真歩、田村健太郎、内田慈、坂下雄一郎監督も来場した。
【画像】岩田剛典、金髪で登場!白鳥玉季らと東京国際映画祭舞台挨拶
日本独特の校則や、教師を取り巻く職場環境といった社会問題を背景に、大人になり切れない中学校教師・市川(岩田)が担任クラスの生徒たちによる「集団金髪デモ」に振り回されながら成長(=自分がおじさんであることを自覚)していく姿を描く。映画『決戦は日曜日』(2022)や間もなく公開される『君の顔では泣けない』などの坂下雄一郎監督がメガホンをとった。
ADVERTISEMENT岩田は「本日は映画『金髪』上映会にお越しいただき、誠にありがとうございます。主演を務めさせていただきました岩田剛典です。今日のためだけにですね、髪を金髪にして参りました。ウソです。よろしくお願いします」とあいさつ。通訳者にジョークまで丁寧に英訳されると、「恥ずかしいよ、もう……」とはにかんだ。
「オファーを受けたのは約2年ぐらい前だったかもしれません。脚本を読ませていただきまして、すぐに是非やりたいという風に思いました。それくらい脚本力に魅了された作品です」と振り返る岩田。そして、「これからご覧になっていただく皆さんにも、耳が痛くなるような世代感の話でもありますので、ある意味、僕の演じた市川という教師を反面教師に思っていただきたいなと思いますし、世代それぞれ、いろんな楽しみ方ができるコメディになっているんじゃないかな」と心境を語った。
舞台あいさつの時間はフォトセッションを含めてわずか20分。岩田は「あっという間ですね。もっともっと話したいこといっぱいあるんですけども」と名残惜しみつつ「自分も監督のことを何考えているのか分からない人だなと思っていたんですけど、取材でご一緒させていただいたときに、監督から『岩田さんって何考えているのか分かんないですよね』って言われたんですよ。だから、お互いに何考えているのかわからない人たちが作った映画になっております」とアピール。
しかし、これもジョーク。岩田は「そんな冗談はさておき」と軌道修正し、「映画『金髪』は校則をテーマにした作品ではありますが、世代間のギャップや、人が成長していくに連れて価値観や常識みたいなものが少しずつ変わっていく、そのボタンのかけ違いみたいなことを(描いています)。全世代の方に刺さる映画だと思います。この共感できる映画を一旦頭を空っぽにして純粋に楽しんでください」と呼びかけた。(錦怜那)
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2026年1月からフジテレビ系“ノイタミナ”枠(毎週金曜23時30分~)で放送されるテレビアニメ「ハイスクール!奇面組」の新キャストが発表され、「僕のヒーローアカデミア」の爆豪勝己役などで知られる、岡本信彦が似蛭田妖(にひるだ よう)の声を担当することが明らかになった。
【画像】奇面組が帰ってきた!「ハイスクール!奇面組」MV場面写真
本作は、1980年代に「週刊少年ジャンプ」で連載された、新沢基栄のギャグ漫画を再びアニメ化する学園ドタバタコメディー。“奇面”を個性ととらえて「世の中の歯車となるより、世の中を味付けする調味料になろう」をモットーに、プラスに変えて引き伸ばしていく5人組・“奇面組”が巻き起こす騒動を描く。個性豊かなキャラクターたちが勢ぞろいしており、“色男組” “番組” “腕組” “御女組”などの個性豊か“組”が登場。今週から4週連続で各“組”のリーダービジュアルが公開される。
ADVERTISEMENTその第一弾として公開されたのは、硬派な不良集団である“番組”のリーダー・似蛭田妖のビジュアル。常に前髪で目が隠れており、制服を着用しないなど校則にとらわれない妖は、姑息なことが大嫌いで、正義感が強い一面も持っている。
“番組”の似蛭田妖(岡本信彦)、中須藤臣也(堀北俊希)、米利堅作(朝霧友陽)、城亥乱人(こばたけまさふみ)、田打肥(小川一樹)妖が率いる“番組”は、一応中学を留年している、5人から成る不良集団。メンバー全員が喧嘩好きだが、実力があり硬派で喧嘩以外の卑劣な行為は行わない。それぞれ、中須藤臣也役を堀北俊希、米利堅作役を朝霧友陽、城亥乱人役をこばたけまさふみ、田打肥役を小川一樹が務める。
妖役について、岡本は「この作品は、名がそのままキャラクターの個性を表していたりします。それゆえ似蛭田妖は名前通りニヒルな男です。ただ、ニヒルでかっこいいのですが不憫属性をもっていたりします。かっこいいのにかっこつかない、そのシュールさを声でも表現できるように頑張りたいと思います」とコメントしている。
ADVERTISEMENT 岡本信彦本作では、奇面組メンバーの一堂零役を関智一、冷越豪役を武内駿輔、出瀬潔役を松岡禎丞、大間仁役を小林千晃、物星大役を戸谷菊之介が担当し、ヒロインの河川唯役を白石晴香、宇留千絵役を長谷川育美が演じる。
監督は、実写映画『かくかくしかじか』『ベートーヴェン捏造』などの関和亮がアニメーションの監督に初挑戦。そのほか、アニメーションディレクターを西川鷹司、シリーズ構成を村越繁、キャラクターデザインを阿部由佳が務める。(編集部・入倉功一)
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永野芽郁の11作目となるオフィシャルカレンダー「永野芽郁オフィシャルカレンダー2026」が、12月21日に発売されることが明らかとなった。あわせて、表紙と特典カットも公開された。
本作のテーマは、一緒に過ごす“春夏秋冬”。「来年もファンの皆さんと共に歩んでいきたい」という永野本人の想いが込められた一冊だ。カレンダーは「ポスタータイプ」と「デスクタイプ」の2種で展開される。ポスタータイプの表紙は、ピンクのジャケットにパープルのスカーフを合わせた華やかなビジュアルで、春らしい一年の始まりを予感させる。一方、デスクタイプの表紙は、柔らかなニットのホワイトコーデに身を包み、花を手にしたシックなビジュアルで、大人びた表情と眼差しが印象的だ。
ADVERTISEMENT 永野芽郁オフィシャルカレンダー2026 デスクタイプ表紙「一緒に過ごす“春夏秋冬”」をテーマに制作された本作は、四季折々のスタイリングや多彩なシチュエーションが満載。春はピンクやグリーンの華やかな装い。夏は涼やかな浴衣姿でヨーヨーを手にしたり、スイカを頬張る無邪気な笑顔のカットを収録。秋は眼鏡姿でシックな雰囲気を醸し出し、冬はニットスタイルで暖かい雰囲気を感じさせるなど、永野の幅広い表情や魅力を楽しめる。
また、購入特典として、販売場所ごとに絵柄が異なるフォトカードが全3種用意されている。さらに、11月4日18時から11月12日23時59分までの受付期間内に指定の販売店で予約すると、ランダムで直筆サイン入りフォトカードが手に入るキャンペーンも実施される。詳細は特設ページで確認できる。(加賀美光希)
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お笑い芸人のハリウッドザコシショウが4日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『プレデター:バッドランド』(11月7日全国公開)のジャパンプレミアに出席。およそ3時間の特殊メイクを施し、本作の主人公プレデター・デクに成り切った姿で登場し、会場の観客を驚かせた。イベントには、日本版声優の早見沙織とタレントの松村沙友理も来場した。
宇宙最強の狩人と人類との死闘を描く『プレデター』シリーズ最新作は、プレデターを初めて主人公に据えたSFアクション。一族の掟を破り、宇宙一危険な惑星“バッドランド”に追放された若きプレデターが、そこで出会ったアンドロイドの少女とバディを結成し、極限のサバイバルを繰り広げる。
ADVERTISEMENTこの日は、女性アンドロイド・ティア(エル・ファニング)の日本版声優を担当した早見と、エルの大ファンだという松村が登壇。本作でティアのセリフ量がとても多かったという早見が「基本的にデクは(プレデターなので)字幕なんです。なので、ひたすら自分ひとりが喋るタイプのアフレコでした」と明かすと、松村が「わたし、エル・ファニングさんの大ファンでもあるんですけど実は……先ほど言えなかったんですが、早見さんのことも大好きで。まさかの二重に大好きが集まりすぎて。今日は異常に緊張していますが、今日は本当に楽しみにやってまいりました」と告白する。
早見の目も見られないほどに緊張している松村だが、これから日本語吹替版で映画を鑑賞することになる観客に向けて「皆さんもこの後、作品をご覧になられるということで。早見様の声でティアを見ることができるという、ものすごく素晴らしい体験をなさるということで」と語ると、「あんまり直視してはいけない。ただで見てはいけないと思って。あまり見ないようにしています」「ティアの吹き替えもきれいですが、普段の声もきれい」など早見との舞台あいさつに夢見心地のコメントを繰り返した。
そんな中、突如スクリーンに“プレデターの視点”でお馴染みのサーモグラフィー風の映像が映し出され、その映像が徐々にエスカレーター、売店ロビー、本劇場の入口扉と、少しずつ会場に近づいていく。やがて入口の扉が開かれ、その映像が途切れた瞬間……ステージには特殊メイクでデクになりきったハリウッドザコシショウならぬハリウッド“デク”シショウがうなり声とともに登場。「ハンマーカンマー!ハンマーカンマー!」と連呼し、会場は大盛り上がり。そしてザコシの一挙手一投足を見守ろうと息を飲んでシーンと見守っていた観客に向けて「もう飽きたか?」「3時間ぐらいかけてこんなやったのに、なんでお前らすぐ飽きんねん!」と悪態をついて会場を沸かせた。
ADVERTISEMENT ザコシプレデターに驚くさゆりんご&早見沙織ザコシはなぜプレデターになろうと思ったのか。「わたしね、プレデターを1からずっと見てまして。これはもうこの新作でやるしかないなと。これはもうデクになるしかねぇなと思いまして。断固お願いして、来ちゃいました」と説明。そしてデクの印象として「デクは最初未熟なんですよ。それなのに、最強の敵を狩ることによってどんどんスキルアップして成長していく。それがもう胸熱ですわ!」と作品愛を爆発させる。
そんなザコシの熱量に早見も「この熱量! わたしも吹き替えの時は、この気持ちでやっていたので。今から皆さんにもこの思いをスクリーンで観ていただきたい」と呼びかけると、松村も「本当に素晴らしいなと思いました。わたしも作品を観て大好きになったんですけど、デクになろうという発想はなかった。でもデクになるしかないですね。最近、わたしはバラエティでザコシ化と言われるようになってきているので。先輩と一緒に頑張りたい。先輩に負けてられないなと思いました」と刺激を受けている様子。
ADVERTISEMENTその姿にザコシも「さゆりんご、俺とコンビを組んで芸能界を、バラエティをサバイバルや! ええやん!」と高らかに宣言。規格外のコンビが誕生か……と思われたが、その後のイベント内で「もし3人がバッドランドに追放されたら、どのコンビが生き残れるのか。AIに相性診断をしてもらう」というコーナーが行われ、そこでのザコシ×松村の相性は68パーセント。だが松村×早見の相性が87パーセントと診断され、松村は大喜び。「ザコシさんすいません、解散でお願いします!」と謝罪をすると、「おい、すぐに解散すなよ。せっかくデクの衣装来て挑んだのに……」と嘆くことしきりだった。(取材・文:壬生智裕)
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大泉洋主演のテレビ朝日系・連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(毎週火曜よる9:00~9:54)の第3話が4日に放送され、四季(宮崎あおい)をめぐるラストの展開に、X(旧Twitter)で視聴者から驚きの声があがった。(ネタバレ注意。以下、第3話の内容に触れています)(宮崎あおいの「崎」は「たつさき」が正式表記)
【画像】宮崎あおい、20年前と変わらなすぎ!『NANA』場面写真
本作は、野木亜紀子の完全オリジナル脚本で展開する“ジャパニーズ・ヒーロードラマ”。“ちょっとだけエスパー”となった人生ドン底のサラリーマン・文太(大泉)が、謎の会社「ノナマーレ」に採用され、世界を救うミッションに挑む。
ADVERTISEMENT社長の兆(きざし/岡田将生)に渡されたカプセルを飲み、触れている相手の心の声がちょっとだけ聞こえるエスパーになった文太。第3話では、その能力を維持する“Eカプセル”を兆から受け取るため、“花咲か系エスパー”の桜介(ディーン・フジオカ)とノナマーレへ向かう。そこで、桜介に実は息子がいることを知った文太は、さらに、エスパー仲間の円寂(高畑淳子)や半蔵(宇野祥平)たちが抱える秘密も徐々に知ることになる。
一方、悲惨な事故で夫を亡くしたショックから、文太を“本当の夫”だと思い込んでいる女性・四季との暮らしにも慣れ始めてきた文太だが、彼らエスパーには「人を愛してはならない」というルールが定められており、兆から「ヒーローの恋はアイドル以上にあってはならない」と警告を受ける。
そんな中、彼らに届いた新たなミッションは「爆発で人が死ぬのを止める」という、かつてない物騒なもの。しかもその場所は、お祭りで人がにぎわう神社。タイムリミットが迫るなか、文太たちが能力を駆使して人を救おうと奮闘する姿が描かれた。
お祭りが舞台とあって、文太たちはそれぞれが浴衣や甚平でミッションに挑戦。さわやかな水色の浴衣に袖を通した四季の姿に、Xでは「浴衣ってやっぱり良きよねー」「四季ちゃん可愛い」「キャスト陣の和装良き 眼福」など絶賛の声が寄せられた。
ADVERTISEMENTその後、文太たちは、連係プレーでミッションに成功。一件落着かと思いきや、ラストで、熱を出した四季が、文太の“Eカプセル”と思わしき薬を風邪薬と思って飲んでしまう衝撃的な展開が描かれた。
これには視聴者も衝撃を受けたようで、Xでは「やばい! エスパーになっちゃう!」「四季ちゃん飲んじゃった?! 大丈夫か???」などの反応が続々。“Eカプセル”は、飲むとその人物の特性によって能力が変わるらしいと劇中で説明されており「四季ちゃんもちょっとだけエスパーになるの!?」「四季ちゃん、どうなるの?! 秘められた望みが力に現れるとしたら…」「四季さんが間違って薬飲むのは考えてなかった~来週気になる」「ほんとに『えぇぇぇ』な終わり方」など、次週の展開に期待する声があがっていた。(編集部・入倉功一)
ドラマ「ちょっとだけエスパー」第3話はTVerで配信中
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竹内涼真が亭主関白思考の“残念な男”にはまり役と話題のTBS10月期火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(毎週火曜よる10時~)。時代錯誤もはなはだしい凝り固まった価値観でヒロイン・鮎美(夏帆)を苦しめていた勝男(竹内)が目覚ましい成長を見せる一方、鮎美の新たな彼となったミナトくん(青木柚)の自由過ぎる人物像が物議を醸している(※一部ネタバレあり)。
本作は、2023年から「comicタント」で連載がスタートした谷口菜津子の同名漫画に基づき、恋人ファーストがゆえに自分を見失った鮎美と、時代に取り残されたパーフェクト男・勝男の別れから始まったラブコメ。初回で勝男が長年の恋人である鮎美にフラれてからというものの、後輩である白崎(前原瑞樹)、南川(杏花)やマッチングアプリで知り合った椿(中条あやみ)らの助けを借りながら、料理に家事にまい進し、反省の日々。4日放送の第5話では大分からやってきた“完璧”な兄・鷹広(塚本高史)のために鮎美や後輩たちを巻き込んでとり天作りに奮闘するさまが描かれた。
ADVERTISEMENT~以下、第5話のネタバレを含みます~
勝男が不器用ながらも着実に前進し株をあげる一方で、視聴者をざわつかせているのが鮎美と同棲を始めた酒屋のミナトくん。勝男とは真逆のタイプで、交友関係が広く、自分とは全く異なる価値観を持つからこそ惹かれた鮎美だったが、このところ彼が元カノと当たり前のように会っている姿にモヤモヤ。第5話ではいきなり元カノ・関田(芋生悠)を家に連れてきて、鮎美は動揺。「元カノを家に連れてくるなんてありえない」と視聴者のひんしゅくをかっていたが、一方で兄のためにとり天のレシピを教えてほしいと鮎美に懇願する勝男に対して“みんなで一緒に作ればいい”と懐の深さを見せた。
さらには“元カノに会うのはやめてほしい”という鮎美の願いをすんなり受け入れたものの、終盤では鮎美が何気なく言った一言に顔を引きつらせ、急転直下の事態に。ミナトくんの言動に対して「相手に合わせるの無理なんだろうな」「ミナトも何か抱えてるんだろうなあ」「ちょっと苦手かも」「ミナトみたいな男嫌いだわ」「ミナトの好きは軽い」「鮎美に対してデリカシー無さ過ぎ」といったアンチの意見のほか「いまいち性格がつかめない」「縛られたくないんだろうね」「1人の人と深く付き合うのが怖いのかな」「悪い奴ではないんだよなあ」と彼の秘めた内面や過去に想像を巡らせる声が多数。
ADVERTISEMENTミナトの衝撃発言の理由については「結婚」のワードが地雷と推測する声も上がっているが、このことで鮎美と勝男が元サヤに収まるルートは浮上するのか、注目される。
なお、ミナトくんを好演する青木柚は、現在公開中の実写映画『秒速5センチメートル』(主人公・貴樹の高校時代)も話題沸騰。ミナトくんとはガラリと異なり憂いをたたえたキャラクターだが、相手(森七菜)に熱烈に思いを寄せられる設定は共通しており、言葉なしに複雑な感情を匂わせる難役をこなして高い評価を得ている。(石川友里恵)
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