昨季セリエA得点王の新天地はサウジに決定!アル・カーディシーヤがイタリア人史上最高額でレテギを獲得
【欧州・海外サッカーニュース&移籍情報】アル・カーディシーヤ(サウジ・プロフェッショナルリーグ)とマテオ・レテギは2029年までの4年契約を締結したようだ。
アル・カーディシーヤは、マテオ・レテギの獲得を発表した。
アルゼンチン出身ながら、2023年にイタリア代表に選出されてデビューを飾ったレテギ。前線へのタレント不足が嘆かれていた同代表の新ストライカーとして期待されている同選手は、その後アルゼンチンのCAティグレからジェノアに移籍してイタリアに上陸し、昨夏にはヨーロッパリーグ覇者アタランタに加入した。
すると、レテギは公式戦49試合で28得点を挙げ、アタランタのセリエA3位フィニッシュに貢献。さらに、自身はリーグ戦25得点を記録してセリエA得点王に輝いた。
そんなレテギに対しては、今夏の移籍市場でサウジアラビアからの関心が届く。昨シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグでAFCチャンピオンズリーグエリートを制したアル・アハリを上回る4位フィニッシュを飾ったチームだが、昨シーズンに公式戦21得点を記録したピエール=エメリク・オーバメヤンが退団し、新ストライカーの獲得を目指していた。
そして21日、アル・カーディシーヤはレテギの獲得を発表。『スカイスポーツ・イタリア』によると、両者は2029年夏までの4年契約を締結し、年俸は2000万ユーロ(約34億円)を上回る模様。さらに、移籍金は6850万ユーロ(約118億円)に上ると伝えられている。
なお、この移籍金は、2023年夏にニューカッスル・ユナイテッドに加入したサンドロ・トナーリの移籍金を上回るイタリア人選手としての史上最高額に。また、アタランタにとっては2023年夏にマンチェスター・ユナイテッドに加入したラスムス・ホイルンドに続くクラブ史上2番目の売却額になったようだ。