岩井明愛の不動のクラブとラッキーナンバー「75」 米女子ツアー初勝利のギア

◇米国女子◇ザ・スタンダード ポートランドクラシック 最終日(17日)◇コロンビア・エッジウォーターCC (オレゴン州)◇6497yd(パー72)

岩井明愛が信頼のギアで米国女子ツアー初優勝を飾った。日本ツアー時代から愛用するヨネックスのクラブで、5月「リビエラマヤオープン」を制した岩井千怜に続いてルーキーイヤーにタイトルを手にした。

シーズン当初から 1W(EZONE GT TYPE S)をはじめとするウッド類に変更はない。アイアンは普段から6番をEZONE GTEZONE CB511 Forgedで使い分ける。今大会はCB511の6番を握った。

日本と海外の芝の種類の違いによる対策を講じる選手が多い中、岩井愛は「そういう考えに至りませんでした。私はクラブをあまり多く替える方でもないので」と話す。米ツアー参戦後の変更点はロフト50度のウェッジを48度に替えて飛距離を調整したくらい。環境の変化に自然体で対応している。

1986年大会で岡本綾子が優勝したコースは両サイドに木が立ち並ぶ。最終日は平均飛距離275ydを記録。パーオンを逃した4ホールでスコアを落とさず、ノーボギーの「66」でまとめた。

この夏からキャディバッグと愛用ボール(ダンロップ スリクソン Z-STAR XV)に「75」のナンバーを入れている。双子の誕生日である7月5日にちなんだもので、米国女子ツアーがことし創設75周年であることにも由来。節目の年に史上初めてともにツアー優勝者となったツインズが生まれた。

ドライバー:ヨネックス EZONE GT TYPE S ターコイズブルー(9度) シャフト:REXIS KAIZA(レクシス カイザ)-M(長さ45.5インチ、重さ50g台、硬さS) グリップ:パルマックス

フェアウェイウッド:ヨネックス EZONE GT(3番Dタイプ 14.5度、5番18度) シャフト:REXIS KAIZA(レクシス カイザ)-M (重さ60g台、硬さS)

アイアン:EZONE GT(5番) シャフト:REXIS KAIZA(レクシス カイザ)-i(重さ80g台、硬さS)

アイアン:EZONE CB511 Forged(5番~PW) シャフト:NSプロ 950GH neo(硬さS)

ウェッジ:EZONE W501(48、54、58度) シャフト:NSプロ 950GH neo(硬さS)

パター:テーラーメイド スパイダー X カッパーホワイト スモールスラント

ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR XV

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