トイレ練習中の2歳の娘が「被疑者」に...検察官の女性を襲った「まさかの事件」に警察官たちも爆笑（ニューズウィーク日本版）

米カンザス州で検察官として働く女性は、娘のトイレトレーニングにまつわる「予想外の行動」を夫から聞かされ、思わず笑ってしまった。 【動画】トイレ練習中の2歳の娘が「被疑者」に...検察官の女性を襲った「まさかの展開」 シア・ヒューブナーは、TikTokのアカウント（@fenderchic007）にその様子を投稿。動画はすでに47万回以上再生されている。映像には、夫が幼い娘アリシアのトイレトレーニングに奮闘する姿が映っている。 「私たちはトイレトレーニングを始めたばかりなんです。アリシアはまだ2歳にもなっていません」とヒューブナーは本誌に語る。アリシアのトイレトレーニングは平均よりも早いペースで進んでいるが、幸いなことに彼女は楽しんでいるようで、ちょっとした「創意工夫」まで見せている。 「誰かに『ポッティウォッチ』を使ってみたらと言われたんです」とヒューブナーは語る。「私が仕事に行っている間、夫がアリシアの面倒を見ていたんですが、どうやら彼女は腕に付けられるのが気に入らず、足首につけるほうが好きだったみたい」 「ポッティウォッチ（potty watch）」は、トイレに行く時間を子どもに定期的に思い出させるためのアイテムで、排泄のリズムを作ることを目的としている。だがアリシアにとっては、それだけで終わらなかった。 足首にその時計をつけた瞬間、アリシアのポッティウォッチは別の意味を持ち始めた。ヒューブナーと夫の目には、それがまるで「自宅軟禁中の被疑者がつける足首の電子ブレスレット」のように見えたのだ。

夫から届いたその動画で、まるで被疑者のような装いになった娘の姿を見て、ヒューブナーは笑いを堪えきれなかった。それは彼女だけではなかった。 「思わず大笑いして、同僚たちにも見せました。法務助手、検察官、警察官たちがいたんです」と彼女は話す。「自分の職業を考えると、ちょっと皮肉が効いてて面白いなと思って」 動画に添えたキャプションの中で、ヒューブナーは冗談めかしてこう書いている。「夫が、私が仕事をしている間に娘を『トイレトレーニング版の自宅軟禁』にした」 動画内では、夫がアリシアに「足首モニターをつけてるの？」と尋ねる声が聞こえる。アリシアは「うん」と答えているように見える。 母親の仕事を知っていればなおさら笑える場面だが、ヒューブナー自身は「娘が自分の職業を意識してそう言ったとは思えない」と話している。「年齢的に、私の仕事が何かはまだちゃんと分かってないんです」 ヒューブナーは、誰もがこの状況を面白がってくれたらいいと思っているが、それと同時に、今まさにトイレトレーニング中の親たちが少しでも励まされることを願っている。 「子育てはときに大変だけど、とくにトイレトレーニングの時期は、それだけで終わらない。頑張る価値はあるし、その過程でたくさんの楽しい思い出ができる、ということを伝えたいんです」