「これ(ガラケー)が一番いい」利用者にも衝撃 愛用者に迫る3G終了の現実
(男性) 「あーこれはもう使えなくなるの?これはまた買い換えないと。もう年だから、なかなか困る」 (主婦)「(このガラケーを買って)もうだいぶになるよ(3Gサービスの終了が)来年の3月?変えないといけないね、その時は」 (親子・ガラケー) 「あと半年で使えなくなるって」 「これ(ガラケー)?」 (Q.知ってました?) 「いや、知らない。もうスマホは使えない。もう年だから」 街で聞いてみる、と3Gサービスの終了を知らなかった人も少なくありませんでした。 (中央大学国際情報学部 岡嶋裕史教授) 「(ガラケーの利用者が日本に)100万から200万のオーダーでは、まだいらっしゃるかもしれないです。ガラケーとしての大事な機能、通話をするとか、データ通信、メールをやり取りするといったところは、すべてできなくなります。110番通報すらできなくなるので、そこはあらかじめ知っておく必要があります」 ■形はガラケーと同じボタン式 4G回線を使う「ガラホ」 現在、3Gのガラケーを使っている人は、「スマホ」または「ガラホ」への買い替えが必要になります。 「ガラホ」とは、形はガラケーと同じボタン式で、4G回線を使うスマートフォンのこと。 ガラケーの操作感に近いのが特徴です。 (主婦) 「ガラホ。もうメールの受信送信だけだから、別にこれ(ガラホ)でいいと思ってます」 (中央大学国際情報学部 岡嶋裕史教授) 「半年とまだ長い時間、猶予が残されているから、かつ、スマホも使いやすくなっているし、苦手な方には『ガラホ』という形で、ガラケーのようなスマホが用意されているから、そろそろ新しいものを使ってみようと楽しんで、徐々に改革してもらえたら」 3Gサービス終了まで、あと半年。 自分の生活スタイルに合った機種を検討し、スムーズに移行できる準備をしておくことが大切です。 【取材担当記者の感想】 街の人や農家の人に取材させていただきましたが、思っていたより多くの人がガラケーを使っているという印象で、親しまれている携帯端末だと実感しました。 ガラケーを使っている人、そして、おじいちゃんやおばあちゃんがガラケーを使っているという人は、その端末が3Gかどうかを確認して、3Gであれば、この半年間で、どう対応するか検討してください。
※MRTテレビ「Check!」10月1日(水)放送分から
宮崎放送