自分のPCはWindows 11に対応してる? 今すぐ確認する方法まとめ
PC正常性チェックアプリでNG判定だった場合は、Windows 11対応パソコンに乗り換える人が多いと思いますが、価格が高いので中古も視野に入れたいところ。 たとえば、Amazonでは「整備済み品」として大量に2~3万円の格安ノートパソコンが販売されています。しかし、購入するときは少し注意してほしいこともあります。 実は、Windows 11の最小システム要件をクリアできるCPUは、「第8世代Core iシリーズ」以降となっています(ごく一部で第7世代も対応)。 第8世代のCore iシリーズは2017年にリリースされているので、それ以前のモデルでは本来Windows 11はインストールできないんですね。 しかし、Amazonや楽天市場では整備済み品として第8世代より前の古いパソコンにWindows 11をインストールして販売されている場合もあります。 「Amazonや楽天市場では違法にWindows 11をインストールしているパソコンを売っているのか!?」と思うかもしれませんが、そうではありません。 ■まとめ Microsoftでは公式に最小システム要件のチェックを回避してWindows 11をインストールできる方法を公開しています。 その方法を使えば、誰でも簡単にWindows 11をインストールできてしまうんですね。つまり、これは違法とまでは言えないんです。 確かに、2025年10月にはWindows 10のサポートが切れるのに、今さらWindows 10のパソコンを買う人はいないので、中古パソコン業者もこのような魔改造を施しているのでしょう。 それでは、どうやって魔改造パソコンを見分ければいいのでしょうか? IntelのCPUの世代を見分けるのは意外と簡単です。 たとえば、第7世代のCore i7は「Core i7-7700K」で、Core i7の後ろの数字が“7”で始まります。第8世代なら「Core i7-8700K」、第12世代なら「Core i7-12700K」となっているのです。 CPUやメモリ、ストレージなどの要件さえクリアできていれば、おそらく、このような魔改造パソコンを購入しても普通に使えるでしょう。 ただし、今後のWindows 11のメジャーアップデートがあったときに対応できる保証はどこにもありません。 とりあえず、次のパソコンを買うまでのつなぎとして購入するのはアリでしょうが、長く使うつもりなら、少なくとも第8世代以降のCore i5やCore i7のモデルにしておきましょう。 いかがでしょうか? もし自分のパソコンがWindows 11の最小システム要件をクリアできているのなら、無料でアップグレードできますので早めに対処しておきましょう。 もし、非対応だった場合はパソコンの買い替えを検討することになりますが、極端に安い魔改造された中古パソコンはあまりオススメできません。
すずきあきら